穴バーレポート ACTIVITY

番茶バーレポ〜道具と料理編


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道具のこと

みなさんは家に急須と湯呑みをそろえていますか? 珍しい番茶に出会ったらぜひともお気に入りの茶器をそろえて楽しみたいですね。池松さんに日頃からお店で使っている道具を見せてもらいました。

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佐賀嬉野の吉田窯の水玉模様の茶器。なんだか公民館の集会場で出てくるような懐かしさを感じます。セットで食卓に並べたくなる可愛さです。

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「こうやって、光にすかした時に内側に水玉が見えるのがいいんですよね。薄くしっかりと丁寧につくられている」
池松さんは各地を放浪しながら、好きな茶器を集めているそう。

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この花柄の魔法びん、懐かしい! おばあちゃんの家からもらってきたと言います。素敵な道具は長く可愛がられているのですね。

古くからある良いデザインの道具を丁寧に使い続けているふりゅうさん。古さを感じさせず、ふりゅうさんのオススメする歴史のある番茶を、現代に浸透させる引き立て役として十分な存在感でした。

 

料理のこと

今回の穴バードリンクブースでは、是非飲んで欲しいと「弘法茶」を準備しました。なんと、奈良時代から飲まれているお茶で、弘法大師(空海)が健康の為に飲んでいた豆科の植物の茎を煎じたお茶です。緑茶の歴史は300年程度ですが、こちらは千年以上もの歴史があります。香ばしい味で、温かくしても冷ましても美味しくいただけました。

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こちらが弘法茶。香ばしくてとっても飲みやすいお茶でした。

弘法茶のお茶請けに、糸島の「金山寺納豆」を添えました。もろみと納豆が入り、ごはんにもお酒のあてにもぴったりです。

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「ゆずと抹茶のカクテル」

そのまま氷を入れて飲んで美味しい「ゆずと抹茶」は池松さんが開発した番茶ドリンクです。柚子がフルーティで抹茶独特のクセが無くグイグイと飲めます。今回は焼酎で割ってカクテルに。

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ゆずが香ってすっきりした美味しさ。ついつい飲み過ぎてしまいます

 

「番茶のお茶漬け」

番茶バーの為に特別にお茶漬け用の番茶をブレンドしていただきました。九州みやげ365でも紹介した「おかかしょうが美人佃煮」をトッピングしました。

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玄米がブレンドされていて香ばしい。

番茶をつかったメニューの他にも、九州みやげ365で紹介した素材をつかったお料理を紹介します。

「ゆずの香りサラダ」

長崎の壱岐の蔵酒造さんでつくられた「しっとり ゆずしお」とオリーブオイルでいただきます。

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このゆずしお、柚子の香が豊で一度食べたらヤミツキになります。

 

「トマトと生ハムのディップ」

クリームチーズに生ハムと、宮崎県のわそう農園さんのドライトマト「ごくとまドライ」を混ぜてディップに。

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ドライトマトの甘みと酸味が引き立つ一品です。

 

「トマトとほうれん草のケーク・サレ」

こちらも、「ごくとまドライ」をつかった一品。ケーク・サレはおやつにもなりますが、ドライトマトが入って栄養満点です。

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「チキンのケチャップソテー」

大分県竹田市の「めぐみ会のトマトケチャップ」を使ったチキンソテー。

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トマトの甘みとスパイシーさがマッチしていくらでも食べたくなります。

 

「丸干しとじゃがいもの炒め物」

鹿児島県の株式会社下園薩男商店の「旅する丸干し」と、じゃがいもを炒めたシンプルな一品。

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ごはんのお供に、お酒のあてにちょうどいい味付けです。

旅する丸干しは、鹿児島県阿久根市の特産品ウルメイワシをオイル漬けにした商品で、世界各国を旅しているイメージで味付けがされています。2014年に天皇杯を獲得されたとの事。勢いづいていますね!

 

「火の国カレードリア」

熊本県の特産品が味わえる「火の国カレー」をつかった一品。

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チーズをかけて少し焼くだけで、まろやかに美味しいカレードリアになりました。

 

今回の料理は九州みやげ365で紹介した調味料や、食品を使用しました。簡単なアレンジでおいしさに磨きがかかり、どれも堅苦しくなくかつおいしい! その素朴さが番茶にぴったりだったように思います。

レシピはアナバナ会員様に掘り起こし通信で配信しますよ。楽しみにしていてくださいね。

今回のテーマ「番茶」。普段何気なく飲んでいるお茶でも深いルーツを知っているのと知らないのとでは購入方法や、お茶を飲む一口に馳せる想いも全く違う事に気づきました。まだまだ寒い日は続きます。温かくほっと一息できるお茶。もっと知りたいな。

そうだ! 池松さんのお店に行こう!

池松さんのお店「番茶の店 ふりゅう」は、久留米市にあります。是非とも一度足を運んでみてくださいね。

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(編集部 ワタナベ)

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