おにぎりの話［2月の穴バー］

おにぎりバーの”おにぎり”のお話です。

メニューのおにぎりには具を入れず、野菜のお漬物を数種類添えてご用意します。「素材や漬け方の異なる漬物でいろんな味のバランスを楽しんでください」と、調味料マイスターの神谷さんならではのメニュー。人が感じる味覚（あまい、しょっぱい、すっぱい、からい、にがい）のバランスで料理はできています。漬物の場合、素材によっても味は変わりますが、漬け方や加える調味料の種類、量によって味のバランスは変わってくるのだそうです。

神谷さん曰く、ごはんは白いキャンパス。これに添えるお漬物のいろいろな味わいを楽しんでもらいたい。

その時に採れる野菜をお漬物にします。今の季節だと、柚子とかぶや白菜、高菜などが並びそう。

「足りない味覚を足して素材の味を引き出す。そうして料理の味が決まっていくところが、調味料のおもしろいところ」と神谷さんは言います。例えば、だしをとったあとの鰹節。少なくなったうまみを昆布で補い、炒める油でコクをプラス、醤油でしょっぱさを足して、ごまで香りを補えば、あっという間に味のバランスがとれた立派なおかずが一品できあがるのです。

この日神谷さんがお土産に持ってきてくれた佃煮です。だしをとった後の鰹節に昆布や醤油、ごま等を加えたシンプルな味付け。驚くほど旨味が凝縮していました。炊きたての白いごはんが食べたくなる味！

調味料のことを知ると、食べることがもっと楽しくなりそうですよ。

お腹をすかせておいでください！

（編集部　トゴウ）

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○テーマ　神谷さんとおにぎりバー

○日　時　2/20（金）19：00～22：00　※出入りは自由です。

○場　所　アナバナ編集部（福岡市博多区千代1-20-14　ダイスプロジェクト内）

○参加費　2500円（税込／おにぎりとお惣菜のセット＋ドリンクチケット2枚）※神谷さんオススメ調味料のおみやげ付！

○ゲスト　食のコーディネーター・調味料マイスターの神谷禎恵さん

※当日は座敷スタイルですので、脱ぎやすい靴でお越しくださいね。

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