2014.02.03(mon) up
新しいアソビの見つけ方 #05 グループディスカッション レポート
イベントの後半には、来場者も参加してのグループディスカッションが行われました。
前半の松山さんと山内さんのお話を聞いて、頭の中が〈ゲーム×地域〉モードに切り替わったところで、来場者5〜6人ずつテーブルを囲んで、お互いのアイデアを出し合っていきます。
テーマは、“こういう地域活動があったら面白そう!”という思いつきのアイデアを出していくというシンプルなもの。果たしてどのような〈新しい遊び方〉が飛び出してくるでしょうか?
「子どもたちを媒介にしたら地域活動って盛り上がりやすい」「農業や漁業など、日本文化として根付いている日々の生活をゲーム感覚として楽しむ」「高齢者のひきこもりをふせぐためにゲームサークルを実施」「カレー専門店ではなく、家庭のカレーの味を楽しめる集い」など、様々な地域活動のアイデアが披露されました。発表中のみなさん、子どものように目が生き生き。
すべてのテーブルの発表が終わり、最後に松山さんの総評です。 「どのアイデアも興味深く、びっくりして聞いていました。大事なことは、ただ面白いよねで終わるのではなくて、これは売れるね!ビジネスできるね!というところまで発展していくことだと思います。夢は大きいほうがいいでしょう(笑)」 なるほど、まさに“地域プロデューサー”の発想ですね。
松山さんが団地に2号棟とかに住んでたら、きっとその団地、盛り上がるだろうなぁ。
最後はCC2スタッフさんとアナバナスタッフみんなそろってSC2ポーズでパチり! 松山さん、山内さん、刺激的な時間を本当にありがとうございました!
(取材・文・写真/堀尾真理)
対談者プロフィール
博多にある元気なゲーム制作会社サイバーコネクトツーの代表兼ディレクター。開発の傍らで毎月、60冊の漫画誌を読んでいる大の漫画好き。アニメや映画、もちろんゲームも漫画も幅広く、こよなく愛している。
非常に“濃く”“熱い”人間である。
代表作は「.hack」シリーズ、「NARUTO−ナルト− ナルティメット」シリーズ、「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」、「アスラズ ラース」など。アクションと映像演出に特別なこだわりを持つ作品づくりが特徴。最近では「ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い」や「死神メサイア」「フルボッコヒーローズ」などスマートフォンゲームの開発も手掛ける。 また、ゲーム制作会社だからこそ発揮できる能力を最大限に生かし、福岡県の「消防・防災・安全」のイメージキャラクター「まもるくん」のキャラクター・世界観デザインを制作。
九州大学芸術工学府博士課程修了(芸術工学博士)。
ドネルモは、「もっとこうだったらいいな」と思うつながりを作ろうとする人たちを応援する団体で、現在は「コミュニティで創る高齢社会のデザイン」など、これからの地域モデルを開発する仕事を中心に活動中。
ゲームは小学1年のファミコンから。
最初のカセットはレッキングクルー。
一番やり込んだのはウィザードリィ(ファミコン版)とジンギスカン(光栄)。