穴バーレポート ACTIVITY

食べ頃は「しいたけが汗をかいたころ」?東峰村から胞子活動を広げるきのこ博士・川村さんがしいたけの絶妙な焼き加減を伝授![3月の穴バー]

3月の穴バーは福岡県東峰村から(農)宝珠山きのこ生産組合の川村倫子さんをお招きし、「東峰村のしいたけバー」を開店しました!

しいたけの美味しい食べ方を学んだり、実際にしいたけを焼いてその場で食べてみたり。見るもの聞くもの食べるもの、全てしいたけづくしで盛り上がった当日のようすをお届けします!

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福岡と大分との県境、水のきれいな東峰村でできるしいたけは絶品です

 

きのこの魅力を伝えたい!きのこ博士の胞子活動の日々

ゲストの川村さんはしいたけを含むきのこの生産者でありながら、農学博士やきのこイベント主催者など、さまざまなお顔を持っておられるとてもアクティブなお方。当日のきのこトークでは川村さんの活動のお話や、美味しいきのこの食べ方などを教えてくださいました。

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博士らしい出で立ちで来てくださった川村さん。きのこグッズ収集家でもあるとのことで、帽子やブローチ、靴も鞄にも、いたるところにきのこを発見!

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「きのこの魅力を伝える活動を続けていきたい」と川村さん。(ちなみにきのこ好きの間ではそんな活動を”胞子活動”と呼んでいるのだそう)

10以上あるハウスでしいたけを栽培・培養するなど、生産や加工といった日々のお仕事もありながら、胞子活動も並行して……と、想像するだけでもお忙しそうな毎日。しかしながらいつお会いしても、川村さんは忙しさを全く感じさせない、快活で楽しそうなお姿が印象的です。きっと、きのこへの大きな愛が底無しのエネルギーをつくっているのだろうなあ〜。

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東峰村は「小石原焼」でも有名です。川村さんのご友人が作るすてきな小石原焼きのお皿に、川村さんが自ら開発されたしいたけせんべいを盛り付けました

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奥深いきのこのお話と幅広い活動のお話しに、みなさんお食事の手を止めて真剣に聞き入ります

 

食べ頃は「しいたけが汗をかいてきたころ」

川村さんいわく、おいしいしいたけには張りがあり軸の色が白に近いのだそう。また、「普段みなさんはしいたけを焼きすぎなんです!」とのこと。博士に絶妙の焼き加減を教えてもらいながら、みんなでしいたけを収穫し、その場で焼いていただきました!

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テーブルの上には、にょきにょきと生えたしいたけの菌床がずらり。はさみでカットし、プレートにしいたけをセットします。美味しいしいたけの食べ方はいかにと、みなさん興味津々です!

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しいたけのカサの部分に軽く塩をふって待つこと数分。塩が溶け、汗をかいたように水滴が表面に出始めると食べ頃です!

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みなさん「もう食べていいの?」と言いながら、楽しそうにしいたけを手に取っていました

もう一個食べたい!とすぐに次のしいたけを焼かれていた方や、じゅわっとやわらかいしいたけの食感と風味にびっくりされていた方も。こんなにみずみずしいまましいたけが食べられるなんて、いつもは焼きすぎていたのだなあと驚きました。生産者さんに直接お話を聞いてこそわかることって、結構多いのですね。
しいたけ博士による監修で焼かれた美味しいしいたけはやわらかながら肉厚で、とても美味でした!

また、しいたけを収穫した「菌床」は、しいたけ栽培キットとしても販売されています。会場でも販売を行ったこちらは、可愛らしくユニークでお土産にも良さそう。しいたけをお家で栽培から楽しめるなんて、ワクワクしますね!

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こちらの素敵なご夫婦は、以前もキットを購入し栽培を楽しまれたとのこと。会場には東峰村のしいたけファンの方も多数来られていました

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こちらは以前穴バーでご一緒した料理家の宮村さん。おうちでしいたけ栽培を楽しまれてくださいね!

しいたけづくしの穴バーはトークや収穫体験で盛り上がり、とてもにぎやかな様子でした。

レポート後編では、料理人・樋口朋子さんによるしいたけのイタリアンを余すことなくご紹介します!

▷レポート後編はこちら

 

(編集部 天野)

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