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収穫体験にトークにと、しいたけづくしで終始盛り上がった「東峰村のしいたけバー」。
レポート後編ではしいたけを使ったイタリアンなお料理と、会場の様子をお届けします!

ゲストは福岡県東峰村で農業を営む、(農)宝珠山きのこ生産組合の川村倫子さんです
肉厚しいたけが主役のイタリアンで満腹!
川村さんがつくるしいたけはやわらかで肉厚、そしてジューシーさが特徴です。和食のイメージが強いしいたけを、目にも楽しいイタリアンへ変身させてくださったのは料理人の樋口朋子さん。川村さんのつくるしいたけせんべいも使った豪華なお料理をご紹介します。

ケータリングや料理教室などで活躍されている樋口さん。マイクを握ってそれぞれのお料理の説明もしてくださいました

こちらは「しいたけとお野菜のミネストローネスープ」。浮かんでいるのがしいたけせんべいです。少しやわらかくなったおせんべいからしいたけの香りがふわり

サラダ仕立てのパスタにもしいたけが。東峰村の特産であるゆず胡椒とビネガーがきいた、ちょっと大人な一皿です
パスタにパニーニにカレーにと、かなり豪華で満腹感のあるメニューが並びます。しいたけがまるごと入った「しいたけフライのパニーニ」は特に、会場のみなさんからもラブコールを受けていたよう。「ここにもしいたけが!」と嬉しくなるほどたっぷりと使われたしいたけ料理は、どれも絶品でした。
煮付けやお味噌汁といった和食で使うことの多いしいたけですが、イタリアンでもこんなに美味しく味わえるなんて、新しいしいたけの一面を知ることができました!

こちらがしいたけフライのパニーニ。まるごとしいたけと薄切りのさつまいもがフライにされて挟まれています。甘みのあるふわふわの生地がしいたけの旨味と相性ばっちりでした

出汁しいたけのトマトカレーには、それだけでもご飯がすすみそうなしいたけの佃煮がそえられています。カレーにしいたけを入れるのもアリだと新発見! すぐに試せそうなのも嬉しいです

スペシャルドリンクには東峰村のお隣・朝倉市の老舗蔵元「篠崎」の純米酒をご用意。初めて飲まれた方にも「美味しい!」と好評でした。やっぱりお水の綺麗なところは、お酒も美味しいですね!
東峰村の自慢の食と道具が集合!
会場の販売スペースには生しいたけやしいたけせんべいのほか、川村さんのご友人が営まれている「鶴見窯」の小石原焼きの器が販売されました。しいたけに小石原焼きにと、東峰村の豊かな魅力が集まった穴バーとなりました。

デザインもすべすべの質感もかわいらしいです

こちらは川村さんの作るしいたけのおせんべい。おつまみにぴったりな「おいしいたけせんべい」と、米粉を使ったサクサクの「きのっ子せんべい」それぞれに2つの味展開があり、どれもしいたけの香りがふんわりとします

デザートには2種類のきのっ子せんべいを使った、「かぼちゃのクリームチーズディップ」をいただきました。しいたけの風味もありながら、酸味や甘みが一度に味わえる贅沢な一口です

販売スペースでお客さまとお話をする川村さん。加工品はもちろん、生しいたけも人気。あっという間に完売となりました!
会場には川村さんの「きのこ仲間」や、東峰村に行ったことがあり興味があって来ましたという方など、さまざまなきっかけでたくさんの方が足を運んでくださいました。ご来店早々「小石原焼、かわいい〜!欲しい!」と嬉しそうに器を眺められるお客様もいらっしゃいました。
しいたけやお酒などの“食の魅力”と、食事シーンをもっと楽しくしてくれる小石原焼の“道具の魅力”とが味わえる東峰村は奥が深いなあ。現地にもまた足を運ぼうと決めた夜でした。今回参加できなかったみなさまもぜひ行かれてみては? 宝珠山きのこ生産組合の直売所で、川村さんにもお会いできるかもしれません!

しいたけポーズをしてくださったのは、きのこヘアがお似合いのおふたり! 今回の穴バーできのこ愛がさらに深まったごようすです

最後は集合写真を撮って閉店です。みなさまお越しいただきありがとうございました!
ここで嬉しいお知らせです! 川村さんが主催する「きのこ大祭」の第4回が今秋に開催されるそうです。こちらにも足を運ばれてみてくださいね。
第3回目の様子はレポートでもご紹介中です!
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https://anaba-na.com/15527.html
(編集部 天野)