6月の穴バーは大分県杵築(きつき)市のオーガニック抹茶を主役に開店します。
大分一の茶どころである杵築市。ゲストのきつき茶生産組合さんが開発中のオーガニック抹茶が登場しますよ。こちらでは石臼で挽く香りのよい抹茶を、贅沢に使ったお料理をご紹介します。
オーガニック抹茶×イタリアンの
新鮮な味わいを楽しんで
お料理を担当してくださるのは、「いらかぶバー」でも腕をふるってくださったフードコーディネーターの金髙愛さんです。イタリアンを得意としながら、郷土料理や漁業にも詳しい金高さんが、杵築の海で採れた魚介類を使ったイタリアンな抹茶料理をご用意してくださいます。
まずは前菜3種よりご紹介です!
メインはなんと、お茶で燻製をしたという”はも”と季節野菜のお茶炒め。一般的なチップではなく茶葉で燻製をすることもある中国料理をヒントに思いついたと金高さん。スモーキーな香りのなかにも抹茶の香りをしっかりと感じられる、クセになりそうな一品です。
きつき紅茶のティーサングリアや
杵築の酒「ちえびじん」もお楽しみに
当日のドリンクにはきつき紅茶を使ったティーサングリアと、きつき紅茶を使って作られた「紅茶梅酒」、杵築で愛される日本酒「ちえびじん 純米吟醸」、そして抹茶ソーダをご用意する予定です。
杵築の茶畑では、紅茶の輸入が自由化する1971年までは多くの生産者さんが紅茶を作り、全国的にも紅茶産地として有名でした。一度は生産が減少したものの、「あの紅茶の味を」と近年復活したのが「きつき紅茶」です。
どれも味わってみたいですね。
今月も千代町にてお待ちしています。
■アナバナ主催の食と道具の見本市「皿の上の九州」にて、以前取材した杵築の紅茶や紅茶梅酒についての記事も合わせてご覧下さい。
https://anaba-na.com/saranoue/kitsukinokizuki/
(編集部 天野)