ご飯のお供、舌やすめにあると嬉しいお漬け物。
1月の穴バーでは主役の野菜「いらかぶ」のお漬け物がお披露目となり、お料理を担当してくださった金高愛さんが、「お米といらかぶの漬け物サラダ」にアレンジし作り方の実演をしてくださいました。今回の主役野菜いらかぶはもちろん、他の野菜のお漬物でも代用できそうです。
漬け物のアレンジ方法を今まであまり知らなかったのですが、「これなら私でも作れそう!」と自信が持てるほどレシピは簡単。今回は漬け物サラダのレシピと、いらかぶバーに登場した「梨大根」生産者黒木さんによる大根の部位別調理法についてもご紹介します!

こちらが「お米といらかぶの漬け物サラダ」。彩りも綺麗で、ちょっとした来客用にお出しするのにもぴったりです
「分量は全部お好み」
3分でできる漬け物のもう1品
まずは、「ほんとに簡単なんですぐ終わっちゃいますよ」と言いながら金高さんが教えてくださった漬け物サラダのレシピをご紹介。
用意するものは、ご飯とみじん切りにしたいらかぶの漬け物、金柑、しらす、お好みで酢と塩、オリーブオイルのみです。

ご飯はねばりが出ないよう、少し固めに炊飯したものや冷えたものがおすすめ。お好みでお酢を加えたあと、水分を切った漬け物を混ぜ込みます

全体的に混ぜ終えたら、お次はみじん切りにした金柑を入れて混ぜ、次にしらすを入れます

「分量はすべてお好みです」と金高さん。楽ちんで嬉しい!

仕上げに艶づけとごはんのくっつき防止のため、大さじ1杯くらいのオリーブオイルを投入

あとは器に持って、飾り用にスライスした金柑をトッピングするだけ。ほんとに3分くらいでできちゃいます

実演中、参加者のみなさんは真剣、なかにはメモをとる方もいらっしゃいました。今日から早速試してみてくださいね!これからの季節にもぴったりな色合いです
いらかぶは辛みのある野菜のため、クセのないごはんは絶対に合うということで、ライスサラダを作ってくださった金高さん。ほかにも、あえてクセのある地鶏や金柑などを組み合わせた料理など全7品をご用意してくださいました。気になる方はぜひこちらをご覧下さい!
大根は部位ごとに料理法を変えて楽しむべし!
「宮崎ひなた食べる通信」黒木さんの梨大根をお楽しみに
前回の記事でもご紹介した、2月に創刊する「宮崎ひなた食べる通信」の食材「梨大根」。もともとは切り干し大根を作るために作っていた黒木さんの大根を、食べる通信編集長の長友さんがふと生で食べた時、「普通の大根と何か違う」ことに気づいたそう。
大根を食べた子どもたちからも「梨みたい」と声があがったことから、この名前が生まれたのだそうです。
穴バー会場のみなさまからも、「こんなに甘い大根食べたことない」と声があがるほど、大根のイメージが変わるような逸品。会場では急遽、黒木さんの梨大根をかけた大根じゃんけん大会が始まり、4名の方が大根を手にされました。おめでとうございます!

終始盛り上がりを見せる熱戦でした!

実は2種類の大根を育てている黒木さん。梨大根ともうひとつは、柿の味がする柿大根なのだそう!こちらは柿大根当選者の方。うらやましか〜!

ここで黒木さんから、大根をおいしく食べつくすためのコツがレクチャーされました
大根は、ぜひ部位別で楽しんでくださいねと黒木さん。上のほうは甘いので、梨大根の味を感じるためにも生でいただき、下のほうはおでんなどの煮込みでいただくのが黒木さんのおすすめ。葉っぱは聞くだけでそそられる「いかバター炒め」をぜひお試しあれ。
梨大根をぜひ食べたいという方は、黒木さんの思いや梨大根ができるまでのことも紹介された読み物が一緒に届く、宮崎ひなた食べる通信をチェックしてみてくださいね。
ゲストの林さん長友さん、料理家金高さん率いる料理チームのみなさん、そして当日お越しいただいたみなさま、ありがとうございました!ぜひ、また穴バーへご来店ください。
※「穴バー」は、WEBマガジンアナバナが九州の生産者さんと月替わりで開店する、一夜限りのレストランです。来月は鹿児島姶良の「塩炊きバー」をお楽しみに!
(編集部 天野)