穴バーレポート ACTIVITY

今しか味わえない甘ーい大根「梨大根」もやってくる「いらかぶバー」は18日開店[1月の穴バー]


「いらかぶバー」開店まであと1週間となりました。ゲストは「合同会社TABERU」の林幸広さんと長友慎治さんです。

当日はいらかぶ料理を味わいながら、いらかぶのお話はもちろん、「合同会社TABERU」が2月に創刊する「宮崎ひなた食べる通信」のこともたっぷりうかがいます!

 

絶滅の危機から復活!
種までおいしい「いらかぶ」がやってくる!

みなさま、「伝統野菜」についてご存知でしょうか?

「伝統野菜」とは、長年にわたり地域に根付き、その気候風土にあった野菜として世代を通じて代々受け継がれてきた作物のことを指します。
形がよく栽培しやすいように改良された品種とは違い、形が不揃いであったり手間がかかったりすることもあり、現在は伝統野菜の多くは、自家消費やその地域内のみなど、市場にはほとんど出回りません。ちなみに、博多の雑煮に欠かせない「かつお菜」も実は在来の伝統野菜です。

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こちらは美郷町でいらかぶと完熟金柑を育てられている黒木竜太さん。いらかぶを抜いて根っこまで見せてくださいました。美郷町の立石地区にしかない伝統野菜です

今回主役のいらかぶは、作り手が3軒の農家にまで減り、絶滅の危機に瀕していました。そこでいらかぶの復活プロジェクトを立ち上げ、種を使ったマスタードや漬け物などの商品開発にも取り組んでいるのが、今回のゲスト「合同会社TABERU」のお二人です。
当日は、商品化したばかりのいらかぶの漬け物の販売も行ってくださいます。福岡でいらかぶが食べられるのは今回が初&貴重な機会ですので、ぜひお食べ逃しなく!

 

創刊直前「宮崎ひなた食べる通信」の
特集食材も登場します!

もうひとつ、嬉しいニュースをご紹介します。
林さんと長友さん率いるメンバーが、2月に『宮崎ひなた食べる通信』を創刊されます。
「食べる通信」とは食べ物つきの情報誌で、全国各地で編集部が立ち上がり、その地域の美味しいものを情報と一緒に届けています。(詳しくはこちら

創刊号で特集するのは、梨のように甘ーい「梨大根」です。今回の穴バーにも登場することになりました!試食会でちょっぴりいただきましたが、驚くほど甘みが強く、今までに食べた事のないフルーツのような大根でした。宮崎にしかないいらかぶと梨大根が福岡で一度に楽しめるなんて、贅沢です。こちらもぜひぜひお楽しみに!

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12月の宮崎取材では梨大根を育てる黒木栄次さんの畑にもお邪魔しました。「これからもっと甘く、大きくなるよ」とのこと

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おちゃめな黒木さん。いらかぶと一緒にいただくのも、食べる通信の創刊も、どちらもとっても楽しみです

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こちらは梨大根といらかぶを使った「メヒカリ・梨大根・いらかぶの茎を使ったフィッシュ&チップス」。お料理紹介記事はこちらへ!

レア野菜が気になる方、宮崎がお好きな方もぜひいらしてくださいね。
今月も千代町にてお待ちしています!

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◯テーマ 『伝統野菜をイタリアンでいただく いらかぶバー』
◯日 時 1月18日(金)19:00−21:30(受付開始 18:45より)
◯場 所 アナバナ編集部
(福岡市博多区千代1-20-14 ダイスプロジェクト内)
◯参加費 3000円(税込/フード、ドリンク1杯付)
◯定員 50名 ※要予約
◯ゲスト 「合同会社TABERU」林幸宏さん・長友慎治さん
◯料理担当 「La CUCINA」・フードコーディネーター 金髙愛さん

■Facebookページはこちら

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要予約!参加希望の方は、申込フォームよりお申し込みください。

◎申込フォームはこちら

 

(編集部 天野)

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