2020年一発目の穴バーは、福岡県みやま市瀬高町から「セロリ」がやってきます。
みやま市瀬高町は全国のセロリ三大産地の一つとしても有名で、一株でも両手で抱えるほどのボリュームが魅力。取れたてをかじると、シャキっと心地よい食感の後に爽快な香味と甘みが駆け抜けます。
そのままいただいても美味しいのですが、今回は、栄養士でありローフードマイスターの講師でもある料理家・宮村ゆかりさんのお知恵を拝借。
外側の葉や芽の部分、葉っぱまで、丸ごと使った特製ディナーをいただきます。
体に嬉しいローフードまで。セロリ七変化をお楽しみに
今回、料理を担当いただく宮村ゆかりさんと一緒にみやま市瀬高町のセロリ畑に足を運びました。「セロリは結構使うのですが、現地で食べた取れたての味は、まるで柑橘系のフルーツのような爽やかな味わいで、セロリのイメージが変わりました。部位による食感や風味の違いも印象的でしたので、その魅力を伝えたいと思っています」
宮村さんが得意とするのはローフードという調理法です。火を通さないことで食材が持つ栄養素をより効率的に取り入れることができるそう。
現地で得たインスピレーションと宮村さんのローフードがどんな化学変化を起こすのか、ぜひご自身の舌で味わってみてくださいね。
それでは、穴バーの前にちょっとだけメニューをお見せします!
鮮やかなグリーンの衣はフレッシュなセロリの葉を混ぜ込んだもの。中にははんぺんと刻んだエビ、セロリの茎がゴロゴロ入っています。タルタルソースにも玉ねぎの代わりに少し甘めに漬けたセロリのピクルスがたっぷり。一口でパクッといただけるサイズですが、食べごたえも十分です。
セロリの旨味を引き立てるよう、あえて塩でシンプルに味付けした豚肉はホロリとほぐれるほど柔らか。刻んだ葉とナッツ、スパイスを混ぜ込んだご飯を合わせているのもユニークです。お好みで宮村さん特製「セロリが100倍おいしくなるスパイス」を合わせると、さらにエスニックな味わいに。
道の駅で人気のミカンジュースや地元の銘酒でおもてなし
ディナーのお共にと、みやま市農林水産課の宮本啓吾さんがおすすめしてくださったのはこちらの2本。「JAみなみ筑後 山川みかんストレートジュース」は、セロリと並ぶ特産品の「山川みかん」の完熟したものだけを使ったジュース。渋みを入れないピーラー搾汁で絞り、加糖なしで仕上げているのがこだわり。みかんの甘みがダイレクトに伝わる濃厚な味わいです。
もう一本は、みやま産のお米「つやおとめ」で仕込んだ菊美人酒造の特別純米酒。お米のふくよかな味わいをすっきりとした辛口でまとめています。
当日は、この2本がスペシャルドリンクとして登場予定。ご期待ください。
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◯テーマ 『シャキシャキ 食べごろ!みやまのセロリバー』
◯日 時 1月17日(金)19:00−21:30(受付開始 18:45より)
◯場 所 アナバナ編集部(福岡市博多区千代1-20-14 ダイスプロジェクト内)
◯参加費 3000円(税込/フード、ドリンク1杯付)
◯定員 50名 ※要予約
○ゲスト 野菜ソムリエ/鬼丸幸子さん・セロリ部会生産者/鬼丸智成さんご夫妻、みやま市/宮本啓吾さん
○料理担当 料理家 宮村ゆかりさん
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(取材:編集部、文:ライター/大内理加、写真:カメラマン/王丸嘉彬)