ビタミンB1をはじめ、疲労回復に効果的な栄養素をたっぷりと含んだ豚肉は、まさに夏にもってこいの食材です。
そんな、豚肉づくしのお料理を楽しむ7月の穴バーが19日に開店します!
今回は熊本県・水俣市の山の中にある「モンヴェール農山」の農山文康さんをゲストにお迎えし、丹精込めて育てたブランドポークを味わいます。
それぞれの部位ごとに適した調理法で、豚肉本来の旨味を堪能してください。
和える、煮る、茹でる、焼く
部位×調理法で変化する味わいに注目
料理を手掛けるのは、和食料理人の清水良生(しみず よしたか)さんです。
関東の和食店で修行を積んだ後、福岡へ移住し、「桜坂ONO」の副料理長を経て、「SUiTO FUKUOKA」では料理長に。
懐石料理を得意とし、この7月にはご自身の店「四季食彩 しみず」をオープンされました。
今回は、和食の垣根を越えた斬新な豚肉料理を披露してくださいます!
まずは独創的な前菜2種から。

手前は、豚の耳をコチュジャン、チーズと和え、パンに乗せた「ミミガーチャンジャのブルスケッタ」。ミミガーの食感が楽しめ、おつまみとしても最高です。 もう1品は、モンヴェール農山で作っているドライトマトのソーセージ「トスカーナ」と、編集部もドハマリした「スモークレバー」を使ったポテトサラダ。レバーとソーセージをそれぞれポテトにつけ、ソースがわりにして食べるイメージです

ゲストの農山文康さんの好きな部位は肩ロース、お父さまの農山照夫さんはバラということで、2種の部位をしゃぶしゃぶで食べ比べ。名付けて「親子の絆 串シャブ」です! 厚めにスライスしてあるので、しっかりと食べ応えがありますよ。シンプルにお塩でいただきましょう

カツオでダシをとった「肩肉と水俣野菜の和風ポトフ」。野菜の甘味と豚肉の旨味がたっぷりとスープに溶け出しています
メインには、2種類の豚肉が登場します。キメが細かく柔らかな肉質のロース肉と、高タンパク低脂肪で、ビタミンB1を多く含んだモモ肉。どちらもお肉自体の旨味が強いので、その旨味をしっかりと閉じ込められるよう、塊のまま調理していきます。

高級部位と言われるロース肉の塩釜焼。じっくりと低温で焼き上げることで、この美しいピンク色に仕上がるのだそう。水俣産不知火のデコポン醤油ソースで召し上がれ。当日は、みなさんの前で塩釜割りを行います

赤身の中で一番柔らかなモモ肉は、ローストポークに。塩を薄くふってひと晩置いた塊肉を焼き上げ、スライスして提供します。火の通り加減も絶妙です

「ポークジャーキーと水俣産もち麦の炊き込み御飯おにぎり」は、試食会で絶賛された清水さんも自信の一品。ジャーキーが本当にいい仕事してくれています!

水俣の「天の製茶園」のほうじ茶を使った、まるでミルクティープリンのような峰岡豆腐。デザートにさすがに豚は…とお思いでしょうが、なんとラードを使ったクッキーが登場。沖縄の「ちんすこう」のような食感に
豚肉料理にもぴったりの、水俣にちなんだドリンクもあります。日本最南端の天然醸造蔵元「亀萬酒造」の日本酒や、特産のデコポンを使ったソーダなど、豚肉に合いそうなお飲み物をご用意。
どうぞお腹を空かせてお越しください!
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◯テーマ 水俣モンヴェール農山さんの『豚肉まるごといただきますバー』
◯日 時 7月19日(金)19:00−21:30(受付開始 18:45より)
◯場 所 アナバナ編集部
(福岡市博多区千代1-20-14 ダイスプロジェクト内)
◯参加費 4000円(税込/フード、ドリンク1杯付)
◯定員 50名 ※要予約
◯ゲスト モンヴェール農山 農山文康さん
◯料理担当 清水良生さん
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要予約!参加希望の方は、申込フォームよりお申し込みください。
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(取材・文:ライター・吉野友紀、写真:編集部)