いよいよ3日後、「有明海苔バー」を開店します。
海苔といえば、味付け海苔や焼き海苔などが身近ですが、今回の穴バーではフレンチ仕立てのメニューで味わうという、未体験ゾーン突入な穴バーになりそうです。

料理担当坂口さんのお店「オ・ランデヴー・デ・カミオノー」で試食会をしました。ゲストの大川漁業共同組合 研究会(青年部)の古賀哲也さんも来てくださいました
有明海苔が香るお料理と
大川のお酒を楽しみましょう
お料理担当の坂口究水さんは、20年間フランス料理の道を歩んでこられ、フランスパリでの経験も持つシェフです。昨年の秋、フレンチをカジュアルに楽しめる自身のお店「オ・ランデヴー・デ・カミオノー」をオープンしたばかり。
今回のメニューは、坂口さんが試作を重ね、海苔の香りと味が出しゃばりすぎず、程よく海苔を感じる絶妙な分量を研究して考えてくださいました。
写真とともに、お料理を紹介します。

ひんやりさっぱりとした海苔と牛蒡の冷製スープです。浮き実として入っている海苔入コンソメゼリーもいい仕事しています

グラタンは、ベシャメルソースに混ぜ込んだ海苔とゴロゴロと入った季節の野菜がよく絡みます。焼き海苔を”追い海苔”しても美味しそう!

海苔を練りこんだ揚げパン。色のインパクトにびっくりしましたが、海苔の香りがたまりません!
揚げパンは、スープを浸したり、グラタンのソースをつけて食べたりするのもおすすめです。
続いて、魚料理と肉料理をご紹介します。

白身魚のすり身と大和芋を合わせて、海苔で包んで揚げた磯辺揚げ。中に入った、海苔とクリームチーズを使ったソースが口の中で広がり、海苔の香りを引き立てます

豚のローストは、海苔とバターとパン粉を合わせたクルートを豚ロースの上に塗り、低温でじっくり時間をかけて焼いた一品。フランス料理では、肉料理に海産物を合わせるメニューは多いそうですが、海苔を合わせることは滅多にないのだとか。

デザートにも海苔がたっぷりと。海苔プリンと海苔入り洋梨のゼリーに、海苔のラスクを添えて。プリンとゼリーを一緒に食べると、絶妙な美味しさです。
お料理と一緒に楽しみたいスペシャルドリンクには、大川市の酒蔵「若波酒造」代表とも言える純米酒と、シュワシュワ爽やかな発泡タイプの日本酒の2種類をご用意します。
アルコールの苦手な方には、300年続く酢蔵「庄分酢」のあまおう酢を使ったドリンクもご用意します
海苔焼き体験で、焼きたての海苔も味わいますので、楽しみにしていてくださいね。
【お知らせ】今回の穴バーは、満員御礼となりました。お申込みいただいたみなさま、ありがとうございます。
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◯テーマ 『初摘み海苔をおとどけ!有明海苔バー』
◯日 時 5月17日(金)19:00−21:30(受付開始 18:45より)
◯場 所 アナバナ編集部(福岡市博多区千代1-20-14 ダイスプロジェクト内)
◯参加費 3000円(税込/フード、ドリンク1杯付)
◯定員 50名 ※要予約
◯ゲスト 大川漁業協同組合 研究会 のみなさん
◯料理 ビストロ『オ・ランデヴー・デ・カミオノー』坂口究水さん
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(編集部 トゴウ)