今日から「ひと皿にパクチーひとつかみ」のすすめ！ツタンカーメンも食べていた？世界各国のパクチー料理が大集合[9月穴バーレポート後編]

9月の穴バーは、パクチーをオリンピック風に楽しむ「パクリンピック」を開幕！
エスニック料理に使うイメージの強いパクチーですが、今日からどんな国のお料理にも、一皿にひとつかみずつパクチーを使いたくなるほど、オールラウンダーなパクチーの魅力に驚かされた夜でした。

レポート後編では、当日の料理の全貌や、チーム対抗で盛り上がったパクチークイズ「大パクイズ合戦」の様子をお伝えします！

▽前編はこちら
https://anaba-na.com/anabar-post/20109.html

ゲスト「香月菜園」の香月勝昭さんと、お料理を担当してくださった渡辺貴子さん。パクリンピックを盛り上げてくださいました

パクチーパフェにパクチーお寿司
エスニックだけじゃないパクチーの七変化を見よ！

まずは、みなさんに大好評だったお料理からご紹介します！
フォーや春巻き、炒めもののトッピングなどエスニック料理に使われるイメージの強いパクチーですが、今回のテーマは「パクリンピック」。フランス料理やメキシコ料理など、アジアだけではない多国籍のお料理をご用意しました！

まずは「パクチーこんもりサラダ ワカモレソース」からご紹介します。

渡辺さんにより、絶妙な半熟具合の卵がパッカーン！と割られました。アボカドやトマトで作られたメキシコ料理のサルサの一種「ワカモレソース」をつけていただきます

みなさん一品目から幸せそうでした！とっても合うアボカドとパクチーの組合せ、ぜひお試しあれ

こちらはパクチーがあまり好きじゃなかったという香月さんが、パクチーを好きになるきっかけになったという「だし巻き卵」。卵と一緒に食べることで、パクチーのクセもマイルドになります

続いて出てきたのは中華料理でおなじみのニラまんじゅう、ならぬ「パクチーまんじゅう」！

厨房で焼き上げたばかりのパクまんじゅうは、もちろんおいしい！ニラまんじゅうのレシピをパクチーに変えるだけで再現できちゃいそうです

なんと今回使ったパクチーは、全部で10kg！！
お料理にたくさん使われているだけでなく、強制的に香月さんが追いパクをしていく「アディショナルタイム」も2回設けられ、みなさまパクチーまみれになったのでありました。
料理の国の種類はもちろん、メインディッシュでも副菜でもデザートでも、オールラウンダーに存在感を発揮するパクチーの七変化はすごい！

「ニラまんじゅうのニラをパクチーに」「ジェノベーゼソースのバジルをパクチーに」と、簡単にマネできそうなパクチー料理のアイデアがもらえたのも嬉しいなあ。今日からもっとパクチーを食べるぞー！

強制追いパク中の香月さん「パクチー嫌いな子はいねがー！」

イタリア料理代表「パクチーパスタ ジェノベーゼ風」もパクチーたっぷり！ジェノベーゼソースのバジルをパクチーに変えるだけで、簡単に美味しいソースが作れるのですって

こちらは日本とアメリカから、「パクチー稲荷とパクチーカリフォルニアロール」

最後のしめはフランス代表「パクチーパフェ」。アイスの下とトッピングには、渡辺さん特製のグラノーラ、そしてレモンゼリーも入っています。パクチーとレモンがすごく合う！

みなさんの美味しいお顔を集めました！私は特にパフェとお寿司が好きだったなあ

パクチーはツタンカーメンも食べていた！？
全5問パクチークイズは大接戦

会場が一番盛り上がったのは、チーム制で戦う「大パクイズ合戦」の時間！
全5問のパクチーにまつわるクイズに、５つのチームでたたかっていただきました。

パクチーの原産国と言われるエジプトでは、ツタンカーメンもパクチーを食べていた！？

シンキングタイムはみなさん真剣です

正解は◯！パクチーは古代から薬草として使われ、ツタンカーメンのお墓には種子が納められていたそう！正解したチームの嬉しそうなこと！！

大接戦のパクイズ大会で優勝したのは、パクチーカラーの緑チームでした！！
香月さんよりパクチーブーケと、渡辺さんが作ってくださったクッキーのパクチーメダルが授与されました！　優勝されたみなさま、おめでとうございました！

中にはパクチーを初めて食べたという方も！みなさんこれからもパクチーを愛し続けてくださいねー！

パクリンピックの最後には、「これからも頑張ってほしい」との願いを込め、渡辺さんから香月さんにもサプライズで巨大パクチーメダルが！

実は香月さんの畑は7月の豪雨で被害を受けてしまったのですが、そこはパクチー育てて13年のベテランの腕。力強く立て直し、今回のパクリンピックに間に合わせてくださったのでした。
今後は被害があった時にもリスクを回避できるように、農地を分散させながら増やして行く計画を立てているのだそう。そんな諦めない香月さんを、編集部一同、これからも応援しています！

お越し下さったみなさま、ありがとうございました！

（編集部　天野）