宮崎椎葉村のおばあちゃんから受け継いだ在来の麦はどんな味？　「バクバク新麦バー」6/15開店します[6月の穴バー]

6月の穴バー「バクバク新麦バー」は、宮崎市で麦を育てる「ここく」の加藤潤一さんがゲストです。麦のほかにも大豆や大根などを育てる加藤さんですが、それらのほとんどは、古くからその土地に伝わってきた「在来種」と呼ばれるもの。

その味や形ってどんなものだろう？在来種の麦をたっぷり使った料理をいただきながら、加藤さんに麦のあれこれを教えてもらいましょう！

宮崎を探し歩いて出会った
ロマン感じる個性派在来種をいただきます

「安くて形がきれいな野菜を選ぶのもいいけれど、その土地で昔から育ってきたものを選びたい」と、在来の種を探し歩き、個性豊かな麦や大豆を育てる加藤さん。

「個性豊か」というのも、在来種は品種改良をされていないため、形が不揃いだったり、小さかったりします。そのため今では育てやすく改良された種を選ぶ農家さんが多くなり、在来種の種を持っている人はとても少ないのですって。加藤さんが育てている「裸麦」の在来の種も、各地域を探し、諦めかけた頃に出会ったおばあちゃんから譲り受けたものです。

こちらが加藤さん。5年間に東京から宮崎へ移住されました。詳しくはこちらへ

加藤さんの種コレクション。当日は会場に、種を展示した「ここくさんミュージアム」も登場します！

実は種にも賞味期限のようなものがあり、長らく放置していると芽が出なくなってしまいます。在来の麦を食べられるのは、遠い昔から誰かが毎年休むことなく種を植え、種をとることで続いてきた種リレーがあってこそ。なんだか古くからの贈り物のようでロマンを感じるなあ。加藤さんの麦、楽しみにしていてくださいね！

お酒好きさんもいらっしゃい
福岡ではなかなか見つけられない宮崎の焼酎もやってくる！

麦料理に合わせるお酒は、同じ宮崎にある「落合酒造場」さんで選びました。
7種類にもなる芋を使った焼酎や、ピーマン、生姜などを原料としたユニークな焼酎もつくられている落合酒造場さん。芋焼酎は、緑肥栽培で芋を育てる契約農家さん1社さんからのみ仕入れているのだそう。

柔らかな口当たりで食中酒にぴったり、タイプの違う3本を選びましたよ〜！お酒好きの方も、楽しみにいらしてくださいね。

▽お料理とお酒についてはこちら
https://anaba-na.com/anabar-post/19626.html

見せていただいた蔵の中には、250年前に作られ、創業以来100年以上使っているという甕も！地中に埋め込まれていることで気温の変化を受けにくく、安定して発酵が進むのだそうです

加藤さんの麦の収穫をお手伝いした後、当日料理を担当してくださる清水さんと竹内さんも一緒に試飲。みなさん真剣です

選んだお酒はこちら！当日はぜひお好きなものを見つけてください

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◯テーマ　『ここく加藤さんとバクバク新麦バー』
◯日時　6月15日（金）19:00−21:30（受付開始　18：45より）
◯場所　アナバナ編集部（福岡市博多区千代1-20-14）
◯参加費　3000円（税込/フード＋ドリンク1杯付）
◯定員　50名　※要予約
◯ゲスト　ここく加藤潤一さん
◯料理担当　清水寛紀さん竹内天平さん

■Facebookページはこちら

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要予約！参加希望の方は、申込フォームよりお申し込みください。

◎申込フォームはこちら

（編集部　天野）