穴バーレポート ACTIVITY

たたきはタルタルで、鶏ハムは生春巻きで。鶏そのものの旨味を活かしたお料理6品と、天野商店さんからの嬉しいニュースをご紹介![3月穴バーレポート後編]


3月の穴バー「鶏飼う人の古処鶏バー」では、料理家の香月恵嗣さん・千代子さんご夫婦がお料理を担当してくださいました。しっとりした鶏ハムや鶏のだしが凝縮されたスープ、たたきをタルタルにした一品など古処鶏をいろいろな形で味わえるお料理の数々には、天野商店さんも大絶賛。

レポート後編では当日のお料理と、天野商店さんからの嬉しいニュースも合わせてご紹介します!

▽レポート前編
https://anaba-na.com/anabar-post/19397.html

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手間ひまをかけてシンプルにつくられた
味わい深い古処鶏料理6品

香月さんご夫妻はお弁当やケータリングを通して、野菜や大豆食品を中心としたお料理を提供されている料理家さんです。鶏肉を使うときには以前から古処鶏を取り寄せていただいていたそうで、「いい鶏はアレンジもしやすいんですよ」とさまざまなお料理を作ってくださいました。

まずは鶏ハムの前菜2種からご紹介します。

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低温で火を入れ、しっとりと仕上げられた鶏ハム。こちらは「ラズベリービネガー風味のピクルス添え」です。本当にしっとりとした舌触りで、色も鮮やか!

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こちらも鶏ハムが包まれた「カリカリのクルトンと豆腐マヨネーズの生春巻き」。お料理はどれも鶏の味を邪魔しないようにと、豆腐や麹などやわらかな味わいの発酵食品を使っています

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こちらは「鶏のたたきのタルタル 甘酒のドレッシング、柚子こしょう風味 ねぎ餅を添えて」。ゆずやねぎの風味がアクセントになりながら、鶏の旨味と炙りの香ばしさが鼻に抜けます

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一見こってりした見た目ですが、まったくしつこくないのが不思議な「もも肉の赤ワイン煮込み」。お肉がほろほろでした!

天野商店さんの看板商品の水炊きは、まずは基本の形でいただきます。その後、フレンチご出身の恵嗣さんが、うまみの凝縮したスープをリゾットにアレンジしててくださいました。テーブルに運ばれると、会場からは「嬉しいー!」と歓声があがるほど。スープまで存分においしさを楽しんだ、なんとも贅沢なシメでした〜

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チーズ風の酒粕とくるみの食感・風味が楽しいリゾット。お家でもマネしてみたい

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しめくくりは「甘酒のブランマンジェ」。天野商店さんが作っている甘酒といちごジャムを使っています。さっぱりとして鶏料理にぴったりでした!

 

もっと古処鶏が身近になる!
天野商店さんのこれから

最後に、天野商店さんから嬉しいニュースがありました。

実は、古処鶏の契約生産農家さんの高齢化で、福岡では古処鶏を飼う方がいない状態が続いていたのですが、なんと来年度には古処鶏の新しい鶏舎を、天野商店さん自らが福岡に新設するのだそう!
「知名度がだんだんと上がってきて商品が足りない状態だったのですが、これからはもっとみなさまの身近になっていくと思います」と横島さん。

さらには、会社の原点でもある飼料づくり、土づくりに今一度立ち返ろうと農業に力を入れ始め、現在にんにくを生産中なのだとか。今後は加工・販売までされる予定だということで、私たちの楽しみも増えていきますね!

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「今までは飲食店への卸が中心で、個人のお客さまへは水炊きギフトをメインに販売していましたが、これからはギフト用ではない鶏肉もオンラインショップに増やしていきます」と副島さん

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会場からは拍手が。嬉しいニュース続きです!

今後はさらに古処鶏が身近に、気軽にいただけるようになり、同じ九州の生産者さんが活動を広げられるなんてなんと嬉しいこと。
アナバナとしても、これからも天野商店さんの活動を応援しております!

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最後に記念撮影。天野商店さん、恵嗣さんと千代子さん、そして当日お越しくださったみなさま、ありがとうございました。また千代町で〜!

(編集部 天野)

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