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糸島の「野菜やトラキ」山本和佳さんと料理教室「ミヤムの恋するクッキング」を主催する宮村ゆかりさんをお招きして開店した、「糸島トラキの野菜バー」。
「こんな料理が食べられるお店がほしい!」と、参加者の満足度もかなり高かった今回の穴バー。食べて美味しく見た目も楽しいトラキ野菜のフルコースを、余すことなくご紹介します。

こちらがゲストのお二人。左がゆかりさん、右が和佳さんです。お二人がお綺麗なのは野菜が大好きなおかげなのでしょうか。。本日のお料理に期待が高まります

会場の壁には料理に使われている25種のお野菜がずらり
絶品彩り野菜がアートのような一皿へ変身!
すべての料理は盛り付けも美しくアートのよう。まず一皿目には、色とりどりの野菜パフェのような「エッグスラット風サラダと野菜の盛り合わせ」が。真ん中のカッブにはトラキ農園の美味しいさつまいも3種に温泉卵がのっています。

かかっている3種のドレッシングにも、すべてトラキ野菜が使われています

販売用にも持ってきてくださったトラキ農園の卵は、トラキ野菜を食べて育ったニワトリちゃんが生んだもの。ゆかりさんいわく「火が通りづらいほど新鮮」なものでした
お次は「根菜の串揚げプレート」。べに大根とネギの串揚げ、お皿に見立てられた紫色のチコリーの葉にはかぶとネギの野菜炒め風、そして糸島は「TAK」さんのチーズとマーマレードジャムののったさつまいもが添えられています。なかなか食べることのない大根の串揚げは揚げ物なのにみずみずしくて甘い!

ジャムは以前穴バーでもご一緒した今宿のハーブティー屋さん「フラワーティー」で販売されているもの。美味しい糸島の食材が盛り合わさった一皿です
3皿目は「人参の葉のスパイシーナッツおむすび」と「バターナッツカボチャのタイ風スープ」。かぼちゃの甘い香りとスパイスの香りとがなんとも言えない一品です。

ナッツとコリアンダー、クミンの入ったスパイスご飯にタイ風のスープがよく合います。カレーのようにスープをつけて食べると絶品!
素材を味わうローフードの魅力
今回お料理を担当してくださった料理家のゆかりさんは、ローフード料理の講師としても活躍中です。ローフードの“ロー”は英語で生という意味の「RAW」。生もしくは生に近い状態で食材を食べ、火を使うことで失われる野菜の栄養素や酵素を体に取り入れることのできる調理法です。

「栄養面のメリットもあるんですが、なによりも美味しさと調理法がおもしろくて目覚めました」とゆかりさん。火を使わないとはいっても、なんとケーキやカレーまでつくれるのだそう!
参加者のみなさまからも「生でこんなに料理が美味しく食べられるなんて!」と感動の声さえ聞かれました。
最後の一皿は、ローフードの調理法でつくられたロースイーツ「赤軸ほうれん草のロータルト」です。

材料はほうれん草とカシューナッツ、ココナッツオイルにアガベシロップという甘味料のみとのこと!ほうれん草の葉と軸部分をそれぞれに使って色付けをしたという作り方にもびっくりです

こちらは糸島ご出身で出張BBQを行っている中村圭一さんと、ダイスプロジェクトの木村さん。一口食べると顔を見合わせて「うまー!ホールで食べたい!」と叫んでいました

会場で販売されたロースイーツ。いちごとチョコのタルトにブラウニーなど、ローフードでつくられる料理の幅に驚かされます
スペシャルドリンクには、トラキ野菜を使ったスムージーと赤/白のワインスムージー、そして糸島は白糸酒造の日本酒「喜蔵 70」をご用意しました。

大好評だったワインスムージーにはドライみかんをのせていただきました

日本酒やスムージー、お料理を手にくつろがれるみなさま。雨の中お越しいただきありがとうございました!
ドリンクやスイーツまで目からウロコのお料理を考え作ってくださったゆかりさんは、なんとこの日が誕生日。最後に会場のみなさまよりバースデーソングと、和佳さんより野菜のブーケが贈られました!
ゆかりさんと和佳さんの素敵なコラボレーションによるお料理はどれも大好評で、無事今月の穴バーも閉店いたしました。みなさま、ぜひまた穴バーに遊びにきてくださいね。

ゆかりさん、おめでとうございます!!
【お知らせ】
年内の穴バーは今回で最後となっており、次の開催は年明けの1月20日となります。
今年の穴バーにお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。また来年もよろしくお願い致します!
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(編集部 天野)