お知らせ

佐賀県嬉野温泉の新しいお土産「豆腐バウムクーヘン」が誕生します。販売所「だいずのおんど(仮称)」オープンに向けたクラウドファンディングも

こんにちは、編集部のトゴウです。
いろんな地域へ行った時、気になるのは「食」。その地域のことを知ることができるのも嬉しいし、出会ったおいしい食を買って帰ってお裾分けするのも楽しいものです。

温泉でも有名な佐賀県嬉野で開発中の新たなお土産スイーツが気になったので、ご紹介したいと思います。
嬉野といえば、温泉水を使った温泉湯豆腐が名物の一つ。いくつかの豆腐メーカーがありますが、その一つ「このめの里」が、新商品のバウムクーヘンを開発しているそう。

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嬉野産の大豆をたっぷりと使い、豆腐をイメージさせる真っ白なバウムクーヘンは、ただいま開発ブラッシュアップ中

佐賀県は、北海道、宮城に次ぐ大豆の生産地。嬉野でも昔から大豆栽培が行われ、豆腐づくりが盛んに行われてきました。
豆腐を温泉水で煮込んだ温泉湯豆腐に使う豆腐は、温泉水で溶けた時においしくなるようにつくられているのだとか。
「このめの里」の湯豆腐は、口の中で大豆の香りがふわっと香り、あっという間に溶けて消えてしまう淡雪のような不思議な湯豆腐なのだそうですよ。

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「このめの里」を運営しているのは、佐賀県嬉野市をベースに事業を展開している「社会福祉法人このめ会」。共同生活援助施設「このめホーム」、福祉販売所「のぎく」等の福祉事業を主体にしている法人です。
「このめの里」は、就労支援B型施設として、『大豆を絞るところからこだわった湯豆腐』の商品開発に力を入れています。

湯豆腐自体は特に冬場に売上が高い人気商品なのですが、それ以外の季節の売れ行きはなかなか伸びないことが長年の課題でもありました。そこで、事業を安定させるために新たな商品開発をすることになったとか。
湯豆腐づくりで培った大豆加工の技術を活かし、常温で、長持ちして、収益性があり、障がい者が参画しやすい作業がシンプルなもの…
様々な可能性を模索していたところ、武雄市で地元食材や器を扱うレストラン「カジシナジーレストラン」を運営している嬉野出身のシェフ・梶原大輔氏との出会いがありました。商品・メニューアドバイザーとして商品開発や展開へアドバイスをいただきながら、豆乳やおからを練り込んだとうふ屋がつくる真っ白なバウムクーヘンや搾りたて豆乳の豆乳ソフトクリームの開発を進めています。
嬉野産の大豆を原材料に、研究熱心に取り組む豆腐メーカー「このめの里」と地元食材を大切にした料理をつくられている梶原さんのタッグだからこそ、嬉野らしい大豆の味わいや香りをうまく引き出したスイーツになるのだろうと、今からワクワクしています。

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商品開発のアドバイス・監修している「カジシナジーレストラン」のシェフ梶原大輔氏

新商品の開発と合わせ、農産品や大豆商品を販売していた福祉販売所「のぎく」のリニューアルも進められています。
嬉野産大豆を使ったお菓子とお土産のお店「だいずのおんど(仮称)」へと生まれ変わり、この冬に完成予定。
お土産屋さんにとどまらず、地域の方や嬉野を訪れた方と障がいを持つ方が交流を育む場となることを目指しているそうです。
開発中のバウムクーヘンや豆乳ソフトクリームは、「だいずのおんど(仮称)」でお披露目となるそうです。

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リニューアル予定の店舗イメージ。「嬉野温泉駅」から歩いて5分ほどのところにあります

バウムクーヘンは生地づくりや焼く時の温度管理がとても重要。店名の「だいずのおんど」には、食べる人の喜ぶ顔を思い浮かべながら、地元・嬉野産の大豆を使い、温度管理にも気を配り丁寧につくられているバウムクーヘンへの思いが込められているようです。

新店舗「だいずのおんど(仮称)」が完成したら、ゆったり温泉に浸かって、温泉湯豆腐を味わい、豆乳ソフトクリームを片手にお土産の真っ白な豆腐のバウムクーヘンを購入する、そんな嬉野の旅に出かけるのもいいですね。


「だいずのおんど」オープンに向け、「社会福祉法人このめ会」がクラウドファンディングにチャレンジしています。
支援をきっかけに、嬉野の魅力を感じる旅の計画を立ててみるのもいいかもしれません。
支援募集は、8月25日まで。

クラウドファンディングのプロジェクトページはこちら

嬉野温泉の新土産!豆腐バウムクーヘンプロジェクト〜地域貢献と障がい者支援〜


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