博多まちづくりミートアップ

売るのはモノだけじゃない!博多マルイの取り組みから考える、これからのリアル店舗の価値とは? 〜博多まちづくりミートアップVol.25レポート〜

博多でさまざまな事業を行う方々の取組を通じて“これからの博多のまちづくり“を考える「博多まちづくりミートアップ」。
25回目となる今回は、「これからの商業施設に求められる価値」をテーマに開催しました。
“モノ”を販売するだけでなく様々な“体験”を提供している商業施設「博多マルイ」店次長の西澤 隆幸氏とポップアップ・イベント事業部の鶴田 雄大氏をゲストに、商業施設の現状やトレンド、博多マルイが力を入れて取り組んでいることやお客さまの反応などを伺い、これからの商業施設が目指すべき姿について考えました。

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ゲストの博多マルイ店次長の西澤さん(左)と鶴田さん(右)

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今回の会場となったのは、コワーキング&コラーニングスペース「Q」。2021年6月末、JR博多内に、イベントを通してさまざまな職種の方が交流し、新しいビジネスの種が生まれる場として誕生したワークスペースです

博多マルイが「売らない店」を目指す理由

ここ数年で私たちのライフスタイルは大きく様変わりしました。
DX化が急速に進み、働き方や通勤スタイルは多様化し、仕事をする場所=オフィスではなくなっています。また、わざわざ出かけなくても、欲しいものはインターネットでいつでも購入でき、興味のある分野の情報を簡単に抽出できるなど、オンラインの環境は当たり前となっています。
一方、そこに行かなければ体験できないこと、偶然の出会いに価値を求め、オフラインの場の必要性も感じ始めています。

そんな背景から、博多マルイでは「売らない店」を目指しているのだとか。
商業施設なのに“売らない“とはどういうことでしょう?
最近では、オンラインをメインとした事業者が、使用体験やコミュニティづくりを行うためにリアルショップ出店をするケースが増えているそうです。
博多マルイでは、このような事業者に場所を提供することに加え、小売の人材や店舗運営のノウハウを活かしたビジネス展開をしています。
新しいことを始めたい事業者をサポートすることで、これまでにない新しい業態を創出し施設の価値も高める、まさにwin-winの取り組みですね。

 

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オンライン発の企業との協業により新しいビジネスモデルを創出しています

商業施設なのにイベントフル?「一人ひとりの好きを応援する」のはなぜ?

博多マルイの特徴的な取り組みがもう一つあります。それは、「イベントフルな店」づくり。
商業施設の場合、長期に入居してくれる人気ショップを誘致した方が安定した収入につながると考えそうですが、博多マルイではアニメやK-POPなどのコンテンツを活かしたイベントに力を入れているというのです。
さらに、地元らしさをプラスした福岡発の独自イベントも企画されています。
アニメに登場するキャラクターをモチーフに、地元・福岡のショップとコラボレーションした限定企画では、九州全域からだけでなく、関東・関西など遠方からの集客にもつながり、20日で5000個を売り上げるほどの人気ぶりだったそう。

 

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アニメを核に様々なイベントを実施

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博多マルイは、一人ひとりの好きを応援し、いつでも楽しい発見がある

 

イベントを目的にいらっしゃるお客さまの中には、博多マルイに足を運ぶのは初めてという方も多いといいます。イベントを企画することは「一人ひとりの好きを応援する」こと。好きなイベントへの参加をきっかけに博多マルイと接点を持ち、博多マルイを利用し、ファンになる。結果的にイベントを実施することでファンを獲得し、施設の価値を高めることにつながっています。

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会場には、博多の商業施設の方や地域の活動に取り組む方が多数参加されており、関心の高さが伺えました

「売らない店」「イベントフルな店」の取り組みから、誰かの好きを応援し喜んでもらうことは巡り巡って自分たちの利益につながるという、前回に引き続き商売の原点を思い知らされることになりました。

もっと詳しく話を聞きたい!という方は、ぜひ動画をご覧ください。

YouTubeでの視聴はこちら
https://youtu.be/KG5fQFF-KQs

博多マルイでしか体験できないコト、思いがけない発見や出会いを体験しに、行ってみてはいかがでしょう?

(取材:編集部)


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