一杯のカレーができるまでの全記録『カレーライスを一から作る』上映会が2/17（日）に開催されます。

9ヶ月。
カレーライスをつくるのに要する時間です。
買物をしてキッチンで調理をする前の、お米や野菜を種から育て収穫し、家畜を飼育するところから自分たちで行い、食卓に並んだカレーはどんな味がするのでしょう？
一杯のカレーライスができるまでを追いかけたドキュメンタリー映画『カレーライスを一から作る』の上映会が、糸島市の九州大学伊都キャンパスにて行われます。この映画に登場するカレーを忠実に再現したカレーも付いてきます。
編集部トゴウが全力でオススメしたい上映会をご紹介したいと思います。

お米も塩もスパイスも、カレーを食べるスプーンまで手づくり。
そこから見える、食の向こう側とは？

武蔵野美術大学で、探検家の関野吉晴氏が行った課外ゼミ活動のドキュメンタリー。野菜や米、肉、スパイスなどの材料をすべて一から育て「カレーライスを一から作ってみる」という試みを追いかけたのが、今回上映する「カレーライスを一から作る」です。
農業のこと、食のこと、命のことなど、いろいろな角度で社会が見えてくる映画です。
私も、穴バーなどの活動を通して、生産者の元を訪ねお話を聞く機会はありますが、それだけでは見えない、食べ物をつくることの大変さや葛藤などにも興味津々です。

主催するのは、穴バーやワークショップなどでもご一緒したFlower Tea+cafeのKANAMEさん。そして、再現カレーを監修するのは、穴バーでご一緒したミヤムの恋するCooking主催の宮村ゆかりさん。
お二人のあふれる好奇心と実行力とおもてなしの気持ちから実現に至りました。

上映会では、この映画に登場する“カレーを再現したカレー”がセットというのも楽しみな点です。
カレー好きな宮村さんが試作を重ね、シンプルな食材に合う調理法を見つけ出すべく、日々奮闘しているとのこと。カレーが味わえるだけでなく、お米や食器も映画を再現したものが提供されるとあり、きっと感動的な美味しさだろうと、ワクワクが止まりません。映画そのものも楽しみですが、KANAMEさん、宮村さんの、映画をより楽しむための仕掛けがたくさん詰まった上映会を、ぜひたくさんの方と分かち合いたいです。
カレーの試作や食材調達、食器作りのようすなどは、Facebookでもご覧いただけますので、上映会前に覗いてみてください。

映画好きな方、カレー好きさんはもちろん、農業や食の裏側に興味のある方にもオススメの上映会です。

料理家の宮村ゆかりさん監修の再現カレー付。味はもちろん、食材やスパイス、食器にいたるまで”手づくり”を再現しています。

おいしい映画祭「カレーライスを一から作る」

日時：2019年1月17日（日）11:00〜15:00
会場：九州大学伊都キャンパス　イーストゾーン大講義室1（福岡県福岡市元岡744）
料金：一般2000円、学生1500円
定員：100名
主催：九州大学創食倶楽部・Flower Tea+cafe

タイムテーブル
12:30　開場
13:00　開演
15:00　カレー試食

注意事項：お子様をお連れの方でお子様の分のカレーが必要な場合は学生料金1,500円をお願いします。なお、個別にお申し込み頂くか、メッセージ欄にその旨をご記入下さい。

申込みがない場合は再現カレーを提供できない場合がありますので、下記のこくちーずURLからお申込みください。

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