イベントレポート

対馬のイカ漁師吉村さんに、簡単にできるイカのさばき方を教わりました!

突然ですが、いかをさばいたことはありますか?

私は、料理本やネットで検索して、見よう見まねでやってみたことはありましたが、墨袋を破ってしまってせっかくのイカが真っ黒…なんてことになるのがオチ。自分でさばくことはほとんどありませんでした。

対馬のイカ漁師・吉村さん夫婦がイカのさばき方を教えてくれるイカ料理教室があるというので、イカのプロならではのコツを教えてもらいたいと思い、参加しました。

本日の講師は対馬の吉村さんファミリー。さばき方を教えてくれるのはイカ漁師のお父さんとお母さんです。

本日の講師は対馬の吉村さんファミリー。さばき方を教えてくれるのはイカ漁師のお父さんとお母さんです。

イカ漁師に教わる、簡単にできるイカのさばき方

講師は、対馬でイカ漁師をしている吉村家のお父さんとお母さん。イカの加工をする息子さん夫婦と一緒に、対馬からいらっしゃいました。

イカのさばき方には、最初に胴とゲソをはずす「筒抜き型」と、背に包丁を入れて開く「切り開き型」の2種類があるそうなのですが、この日教わったのは「切り開き型」。鮮度が落ちにくく、お刺身にぴったりなさばき方なのだとか。

まず、お母さんがお手本にさばいてくださいました。手際よくさばかれていきます。

まず、お母さんがお手本にさばいてくださいました。手際よくさばかれていきます。

食べやすい幅にカット。斜めに包丁を入れると柔らかな食感になるそう。

開いたイカを食べやすい幅にカット。斜めに包丁を入れると柔らかな食感になるそう。

お手本を見せていただいた後、お父さんとお母さんの丁寧な手ほどきをうけながら、自分たちも1人1杯ずつさばいてみました。最初はドキドキでしたが、やってみると意外と簡単。これからは、まるごとのイカをさばいて、料理上手を宣言してもいいかも。

手ほどきをうけながら、1人1杯ずつさばきました。

手ほどきをうけながら、1人1杯ずつさばきました。

他の人がさばくのを見ながら、やり方を忘れないように、メモしたり写真撮ったり。

他の人がさばくのを見ながら、やり方を忘れないように、メモしたり写真撮ったり。

自分でさばいたイカで贅沢なイカ丼をいただきます!

さばいたイカは、丼にします。炊きたてのごはんの上に1杯分のイカがたっぷりのったイカ丼です。対馬のあおさのお吸い物も一緒に、対馬の豊かさを感じる、なんとも贅沢なお昼ごはんになりました。

さきほどさばいたイカをのせたイカ丼と対馬のあおさのお吸い物。あまくて柔らかいイカと磯の香りのあおさで、大満足〜!

さきほどさばいたイカをのせたイカ丼と対馬のあおさのお吸い物。あまくて柔らかいイカと磯の香りのあおさで、大満足〜!

煮付けたり、中華風に炒めたり、ボイルしてサラダに使ったり、お刺身以外にもレシピはたくさんありますが、吉村さんのおすすめは天ぷら。イカを3時間ほど干してから天ぷらにすると、旨味がギュッと凝縮されて美味しいのだそう。せっかくさばき方も覚えたし、今度チャレンジしてみよう!

吉村さんは、イカを中心とした対馬の食を体験するイベントを、定期的にひらかれています。次回は9月に、対馬の郷土料理「ろくべえ」づくり教室を予定しているとか。こちらも楽しみ!
でもいつかは、吉村さんファミリーのあたたかな雰囲気と、対馬の豊かな食を、対馬で体感してみたいなぁ。

 (編集部 トゴウ)

 吉村さんは、3月に開催した「食と道具の見本市『皿の上の九州』」に、「いか吉工房」としてご出品くださいました。その紹介記事も、合わせてどうぞ。

https://anaba-na.com/saranoue/ikayoshikobo/

 


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