レポート

九州は博多、千代町に来られてはいかが?観光の拠点にランチやコーヒーを楽しみに。千代町にアナバなカフェ&ゲストハウス「TONAGI Hostel&Cafe」OPEN!

 編集部のある博多区千代町に、すてきなカフェ兼ゲストハウスができると聞きつけたのは5月半ばのこと。オープン直後のつい先日、わたくし天野と編集長の曽我は心躍らせ早速伺ってまいりました。

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編集部のオフィスから歩くこと約5分。お洒落な建物を発見!1階がカフェ、2,3階がゲストハウスになっている複合施設です

お店の名前は「TONAGI(となぎ)Hostel&Cafe」さん。
”TONAGI”という造語には「泊まる」「学ぶ」「つながる」という意味があり、「この場所を通して世界中の人がつながるきっかけとなるように」という思いが込められています。

今回はマネージャーの石井さんにご案内いただき、カフェ部分とゲストハウス部分の両方を見せていただきました。

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今回お話してくださった石井さん。旅行がお好きとあって、後ろに写っている店内の本棚には旅に関する本がちらほら。このお店になじむような本を、石井さんご自身とお兄さまがお持ちのものからピックアップして置いています

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このとても素敵な空間は、内装や店舗デザインの会社をされている石井さんのお父さま、お兄さまとオーナーさまとの3人で設計をされたそう。壁や床の質感がところどころ変えられているなど、細かいところにまで「こんなお店にしたい」というみなさまの意向が表現されています

 

以前この建物は1階がコンビニで、上の階はご住居だったとのこと。それを床をはりなおしてゼロからつくられたそうです。

設計の際石井さんが特に考えられたポイントは、利用者が長期滞在でき「また来たい」と思ってもらえる使い勝手のよさです。

それが特に表れているのがゲストハウスのお部屋。
例えばベッドとベッドの間の通路はスーツケースを広げても邪魔にならないような広さをとってあったり、ある程度のプライベートが保たれるようベッドの半分が隠れされてあったりと工夫が凝らされています。

「もっと通路を狭くすればベッド数は増やせるけど、それじゃあ快適に滞在するのが難しいでしょ」と石井さん。おしゃれなデザインの中にも、利用する人の目線がしっかりと入っていることがうれしいです

「もっと通路を狭くすればベッド数は増やせるけど、それじゃあ快適に滞在するのが難しいでしょ」と石井さん。おしゃれなデザインの中にも、利用する人の目線がしっかりと入っていることがうれしいです

こちらが宿泊料金表。一泊3000円以下で泊まれるのは嬉しいです!「ローコストで長期滞在ができるように」と、価格設定やお部屋の使い勝手の良さを考えていらっしゃいました

こちらが宿泊料金表。一泊3000円以下で泊まれるのは嬉しいです!「ローコストで長期滞在ができるように」と価格設定を考えていらっしゃいました

こちらの2階部分には女性専用ドミトリーと男女混合ドミトリー、そして共有リビングとキッチンが。シャワーとトイレも2つずつあり、洗面台とランドリーも使えます

こちらの2階部分には女性専用ドミトリーと男女混合ドミトリー、そして共有リビングとキッチンが。シャワーとトイレも2つずつあり、洗面台とランドリーも使えます

3階には男女混合ドミトリーのほか、ダブルサイズの2段ベッドがある個室が2つあります。部屋貸しなので1人で泊まっても4人で泊まっても一晩6000円と、とってもリーズナブル!

 

それにしても、どうして千代町にこのお店をつくろうと思われたのでしょう。
千代町は正月大祭が有名な十日恵比寿神社があるほか、夏には博多山笠も行われる場所です。
しかし一方で、日常的に旅行者の訪れるような目立った観光スポットや大きなショッピングモールなどはないため、その点では他の地域に負けてしまう気がするのです。

不思議に思ってお伺いしたところ、立地の良さを理由にあげられていました。
ショッピングのできる天神や中洲が近いうえ、ここから歩いても行ける距離の博多駅からは九州各県をまわることができます。そしてなんといってもこの建物が駅に近いこと。最寄りの千代県庁口駅からは徒歩約3分です。
重い荷物を持って旅行しているときは特に、宿泊先と駅が近いのってありがたいですよね。
ちなみに現在の利用者は7割が外国人の方とのことでした。

 

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こちらはなんとオーナーさん手づくりのコースター。中央にあるTONAGIのマークも、焼き印をご自身でつくられるところから製作されたそうです。店内にある木のテーブルも手づくりとのこと!ここでコーヒーを飲むとなんだか絵になりますね

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飲み物はコーヒーをはじめとして、ソフトドリンクとお酒も楽しめます。ランチは来週からメニューが増えるそうですよ!パスタのほか、千代町のカレー屋さん「アラジン」のカレーがここでも頂けるようになります。お昼はごはんを、夜はお仕事帰りに一杯をという楽しみ方もありです

 

ゲストハウスといえば、そこで生まれる出会いやつながりも魅力的ですよね。
石井さんは、ここが利用者と地域とをつなぐ場所になればとおっしゃいます。
大きなイベントだけでなく、小さくてもローカルで、ここから歩いていけるような距離のイベントやお店も紹介していきたいとのことでした。

また、TONAGIさんのカフェにはご近所にお住まいの学生さんも来られるとのこと。ワークショップや勉強会などを行ってもらうことで、学びの場にもしていきたいとのことでした。カフェ部分の時間貸しなども相談にのってくださるようですよ!

ああ、これからの千代町がますます楽しみになってまいりました。
一緒に千代町情報を発信したいなあと、嬉しい妄想が広がった一日でした。
これから面白いことが起きそうなTONAGIさんを、みなさまぜひ利用してみてください。

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■店舗情報
Tonagi Hostel & Cafe(トナギ ホステル&カフェ)
住所        〒812-0044 福岡市博多区千代 4-4-16
電話番号    092-292-4768
営業時間    平日:8:00-22:30 休日:10:00-20:00(ランチ営業:11:00-14:00)
定休日        水曜日
http://www.tonagi.com/

(取材/文 アナバナ編集部)


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