編集部トゴウです。明日開店する「うきはの山のごちそうバー」を前に、ごちそうを盛りつける竹の器を作ってくださる農家民宿馬場の大力さんのお手伝いに行って来ました。四方竹ごはんやかっぽ酒にはこの竹器を使う予定ですよー!
さっそく、作業開始!四方竹ごはんを盛る器には「真竹(マダケ)」を使います。まずはお手本と、大力さんが手慣れた様子で竹を切り始めました。近所の山から切り出した真竹を、節の上下でカットしていきます。
かっぽ酒用の徳利は、四方竹ごはんを入れる器と同じ真竹を使いますが、お猪口は少し細めの「孟宗竹(モウソウチク)」を使います。徳利は注ぎやすいように、斜めにカットしたり、注ぎ口を削ったりと、やや高度な加工をしていきました。
竹の器づくりと平行して、丸太ストーブの試運転も行いました。最初は、なかなか火が着きませんでしたが、大力さんの巧みなチェーンソー捌きで丸太に改良を加え、無事着火。この日はとても寒い日でしたが、丸太ストーブのおかげで温かく過ごせました。穴バー当日も寒くないよう、丸太ストーブをご用意します。
作業の合間にいただいた「馬場団子」は、素朴な甘さの芋あんがとってもおいしい!当日は、里楽さんのラズベリープリンと一緒にいただけますよ。お楽しみに!
そして、かっぽ酒もためしにやってみました。初めてのかっぽ酒。やっぱり、熱燗はよかですな。外の開放的な雰囲気のせいか、何杯でも飲めそう!肝心のお味は…当日、ぜひお試しください!
せっかくたき火をしているので、濡れ新聞紙に包んだ卵を入れて蒸し卵。ほっくりとして、ゆで卵とはちょっと違う味わいでした。そして、一緒にお手伝いしてくださった地域おこし協力隊の方が差し入れてくれたさつま芋を焼き芋に。しっとり甘〜い焼き芋は、なんだか懐かしい味!
作業も一段落して、お腹も落ち着いたところで、大力さんがおもむろに藁の束を取り出しました。なんと、手づくり納豆!この日のために、数日前から仕込んでくれたのだそう。なんと素敵なおもてなし!
この日は、農家民宿馬場に1泊。山のごちそうをいただきました。四方竹のきんぴらや手づくりこんにゃく、地元で採れた野菜のお煮しめ、真珠豆のチリコンカンにとろっとろの猪などなど、盛りだくさん!さっきから食べてばっかじゃーん!というツッコミはさておき。先ほど見せていただいた納豆もお雑煮と一緒に並べられています。うきはでは、お雑煮に納豆を入れて食べるのだとか。
最後はやっぱり、かっぽ酒。先ほどつくった竹の器でカンパ〜イ!おいしいごちそうとおいしいお酒とともに、うきはの山の夜は更けていきましたとさ。
後半は食べたり飲んだりばっかりでしたが、竹の器もちゃ〜んとつくりましたよ。どうやら普段使わない筋肉を使ったようで、ちょっぴり筋肉痛が残りましたが、素敵なおもてなしが心に残る週末でした。
ということで、大力さんと編集部、地域おこし協力隊の共同作業で準備した竹の器でみなさまをお迎えしますよー。明日はお待ちしています!
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(編集部 トゴウ)