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12月15日まで博多阪急にオープン!物語を服に落とし込むデザイナーRYOJI OBATAのショップが期間限定で登場

今日から15日までの期間限定で、博多阪急3Fにオープンする「-by RYOJI OBATA」(ラインバイリョウジオバタ)へ行ってきました!デザイナーを務めるのは小畑亮二さん。博多を拠点にご活躍中の小畑さんは、なんとあの山本耀司さんも期待を寄せているという、大注目のファッションデザイナーさんなのです。

小畑さん1

1週間だけ出現するポップアップストア。博多阪急3階婦人服フロアの中心にあります

ジャケットやワンピース、Tシャツ、アクセサリーなどフルラインナップとも言えるスタイルが揃った今回のPOP-UP STORE。普段は県内外のセレクトショップや自身のアトリエ、ネットショップで販売をされている小畑さんのブランドが百貨店でも見られることができるのは、貴重なチャンスです。

小畑さんは大分県出身。高校卒業後に福岡の服飾専門学校に進学し、学校を卒業する頃から表現活動や製作を始めたそう。作った服を友人が買いたいと言ってくれたのをきっかけに、自分でデザインしたものが人に認めてもらえる嬉しさを仕事にしたいとの想いで、デザイナーになる道を選んだといいます。

小畑さんの生命線を意味するブランド名「-(ライン)by RYOJI OBATA」の”ライン”。ライフスタイルの道とも呼べるもので、生活の中で感じたことや嬉しかったこと、思い出などを服に落とし込んでいるのだそう。

コレクションごとにテーマとなる物語をつくっている小畑さんですが、これらは並び替えると大きな1つのラインにつながるそうです。ちなみにブランドのロゴになっている女の子は、すべてのストーリーの原点になっている主人公のシルエットです。

小畑さんのつくる洋服は、毎シーズンのテーマの中の、とある物語に出てくる登場人物が着ている服やヘアメイクを想像してつくられています。

 今回のPOP-UP STOREでも展開されている「秘密」というコレクションでの主人公は、ファッションデザイナーを夢見ながら古着屋で働く女の子。秘密の中身は、ブランドウェブサイトに隠された裏ページで探ることができるようですよ。ちなみに「秘密」の写真は福岡市の西新で撮影されたそうです。身近な風景がこんなにおしゃれに切り取られるなんて素敵ですよね。

 物語のインスピレーションを聞いてみたところ、小畑さんが思いつきでぱっとひらめいたものが、ウェブ担当のデザイナーさんやグラフィックデザイナーさんたちと話し合っていくうちに形になっていくとのことでした。

小畑さん3

15-16 A/Wのテーマ「秘密」のフライヤー。過去のラインのフライヤーも置かれていました

小畑さん7

こちらが「秘密」ラインのお洋服たち。完売していたワンピースも今回のポップアップストアのために再生産されたそう!

想像の物語をもとに実際に服をつくるって、何だかファンタジックで惹かれますよね。だからでしょうか、店内に置かれている「秘密」のフライヤーも、なんだかひとつの映画のポスターのように見えてきます。物語を表現しているということがフライヤーからも伝わってくるようです。

小畑さん7

スタッフさんがオススメしてくれたのはシャツパーカー。ゆったりしたシルエットはこの時季重ね着にも便利。ボーイッシュにも女の子らしくも着こなせそうな一着になりそうです

小畑さん4

「秘密」のコレクション以外にも、可愛らしいプリントTやスウェットなどが置かれています

 店内には他にも、綺麗な石を使ったアクセサリーがありました。もともと石には種類によって様々な意味があり、それがブランドのコンセプトと似ていることから展開を始めたそうです。女性的で綺麗な色のアクセサリーは、クリスマスプレゼントにもいいかもしれません 。

小畑さん5

パールのピアスにはブランドのロゴマークが。こちらも店員さんおすすめの商品。かわいい!

小畑さん2

写真が苦手なんです!と、恥ずかしがり屋の一面も見せてくれた小畑さん。現在東京と福岡での展開が中心ですが、今後は関西にもその幅を広げていきたいとこれからについてお話ししてくださいました

「-by RYOJI OBATA」のPOP-UP SHOPは来週12/15(火)までの7日間。

小畑さんが形にした物語をみに、ぜひ店舗へ足を運ばれてみてください。

【店舗情報】

-by RYOJI OBATA POP-UP STORE(ラインバイリョウジオバタ ポップアップストア)

 2015.12.9(水) ~ 12.15(火)  10:00~21:00

場所/博多阪急 3F(http://www.hankyu-dept.co.jp/hakata/

 

(取材/編集部 天野)


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