穴バーレポート ACTIVITY

放置竹林をエネルギーに変えるバイオマスチャレンジャー佐々木さんがやってくる!未来の農業とたけのを掘り起こします[4月の穴バー]


4月の穴バー「たけのこづくしバー」は、いよいよ3日後の開店となりました!

ゲストは福岡県古賀市より、「バイオマスチャレンジャー」こと佐々木悠二さんをお迎えします。前職はプラントエンジニア、現在はトマト農家の佐々木さんは、トマトハウスをあたためるため、放置竹林の竹を燃料に使っているというハイパーエンジニア農家です。
「バイオマスって何?」「放置竹林って何が問題なの?」と、当日は素朴な疑問を佐々木さんにぶつけてみますよ〜。

たけのこが放置竹林問題を解決する?
トマトも栽培できる一石三鳥の佐々木さんの挑戦

ところで「バイオマス」って何でしょう?
実は私も佐々木さんにお話を聞くまでなんとなくの知識しかありませんでした。バイオマスとは「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」を指すそうです。具体的には廃棄される紙や食品廃棄物、竹もその一種で、燃やすことによってエネルギーを作ることができる資源です。

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佐々木さんのハウスのすぐそばにある竹林。放置され、古い竹が重なりあって荒れていたのを、整備しながらたけのこを収穫しています

もともと、製鉄所に勤務しプラントエンジニアとして働かれていた佐々木さん。「いずれは自らの手で、コストをかけずにバイオマスエネルギーを使ったしくみを作りたい」という思いを持っていたのだそう。
バイオマスで作ったエネルギーの使い道を考えていた矢先、農業用ハウスを思いつき、あれよあれよと農業の道へ進むことに。現在はハウスでトマトを栽培しながら、竹林を整備してたけのこの生産にも取り組もうとチャレンジ中です。

もしや佐々木さんのバイオマスシステムがあれば、たけのこを作ることによって放置竹林問題が解決されて、美味しいトマトもできるということ? そんなミラクルなお話って本当にあるのかしら? 今回の穴バーでは、美味しいたけのこ料理を楽しむのはもちろん、佐々木さんと一緒にバイオマスと農業について考える機会になればうれしいです。

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取材でお邪魔したハウスはなんと手づくりで、中には佐々木さんが自ら開発した溶液栽培のシステムが完備されていました

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ハウスにあったタンスの中を開けると配線がびっしり。「あそこに日射計がついていて、日の当たり具合によって溶液の量を調整してるんですよ。その仕組みがこのコンピューターにあって・・・」と佐々木さん、本当に何者なんだ

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先週末にお邪魔したたけのこ畑。日に当たるとえぐみが強くなるのだそうで、日に当たっていない、穂先が黄色く皮が薄茶色のものを選んで収穫しました!ぜひ当日をお楽しみに!

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◯テーマ 『掘りたて たけのこづくしバー』
◯日 時 4月19日(金)19:00−21:30(受付開始 18:45より)
◯場 所 アナバナ編集部
(福岡市博多区千代1-20-14 ダイスプロジェクト内)
◯参加費 3000円(税込/フード、ドリンク1杯付)
◯定員 50名 ※要予約
◯ゲスト 佐々木悠二さん
◯料理研究家 佐藤彰子さん

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要予約!参加希望の方は、申込フォームよりお申し込みください。

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(編集部 天野)

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