穴バーレポート ACTIVITY

3つの味の濃厚トマトを彩り鮮やかアスパラガスと堪能!作り手の熱い思いと一緒にいただくイタリアンは格別の味[4月の穴バー]


▷レポート前編はこちら

ゲスト 永尾真治さんによる「トマトで乾杯!」の一言ではじまったトマトバー。
「永尾産ち」のトマトを、イタリアンが得意な小嶋健一さんがお料理してくださいました。
小嶋さんいわく「トマトの味が濃く甘みが強いので、料理にはかなり苦労しました」とのこと。2日間かけて仕込んでくださったという渾身のトマト料理を、当日のお客さまのようすと一緒にお届けします!

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永尾さんと小嶋さん。小嶋さんはデザイナーのお顔を持ちながらも、飲食店勤務の経験を活かしてイベントのケータリング等も担当される多才なお方です

 

そのままとイタリアンでいただく
3つの味の濃厚トマト

永尾産ちでは3種類のトマトを育てています。甘みの強いミニトマトに、甘みと酸味が絶妙のバランスで美味しい中玉、青臭くトマトらしさのある大玉の3つです。女性、男性、お年寄りの方それぞれの好みに合わせて味を変えているというトマトは、食べ比べると違いが歴然。会場に入ると渡されたトマトのお楽しみ袋より、まずはお好みの一玉を選んで「トマトで乾杯!」

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トマトを手に乾杯の音頭をとる永尾さん

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中玉トマトを手にするお客さま。乾杯のあと、会場のあちこちから「あまーい!」との声がたくさん聞かれました

トマトをさらに引き立てるのは、永尾さんの生産者仲間「よしこちゃんの畑」の奥園淑子さんがつくるアスパラガスです。食感と彩りが添えられた料理はさらにおいしそう!
アスパラのポテトサラダやクリームチーズとトマトを混ぜ合わせたトマトチーズなど、さまざまな食材が盛られた「3種のブルスケッタ」からご紹介します。

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こちらがブルスケッタ。ミニトマトのほか生ハムや鴨がそえられ、お皿にはトマトのおみそもついて色々な味が楽しめます

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こちらはカペリーニとスモークサーモンのトマトマリネ。「トマトのコクが強いので、マリネにしても味がぼけずに美味しいです」と小嶋さん。マリネには中玉を使っています

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「ホロ手羽のトマトワイン煮」は、やわらかいお肉にトマトのうまみが香ります。煮込み料理には大玉トマトが使いやすいとのこと

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「辛みが少なく、トマトが活かされていてすごく美味しかった!」と、お客さまより好評をいただいたトマトカレー。お米は永尾さんが育てるれんげ米を使っています

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塩もみをしただけの朝どれアスパラ。生で食べるのは初めてという方ばかりで、みなさんそのみずみずしさに驚かれていました。脇役と言うにはもったいない!

「甘いミニトマトを楽しめるメニューからはじまり、最後は3種類をミックスしたカレーでしめました」と小嶋さん。食べる順番や、トマトの大きさで合わせる料理を変えるだけでも、いろいろなパターンの楽しみ方ができそうです。

 

作り手のお話を聞くと
「食べること」が学びある経験になる

今回のスペシャルドリンクは、永尾さんの幼馴染でもある佐賀の老舗酒屋「旭屋」の田中聡一郎さんがセレクトしてくださいました。
お酒のプロの田中さんが選んだのは、トマト料理に合う日本酒2つです。
一つ目は甘めのお酒「万齢」純米吟醸 希の生原酒で、ホロ手羽のような煮込み料理やスパイスの効いたカレーに合うとのこと。
二つ目は爽やかな飲み口の「前」純米吟醸 雄山錦の無濾過生原酒で、酸味のある料理に合うのだそう。どちらも今しか楽しめない生酒とあって、お酒好きとしてはテンションが上がります。

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こちらが2つのお酒。万齢の生酒は全国でも6店舗程度しか扱われていない貴重なお酒(!)とのことで、閉店時には空になってしまうほどの人気ぶり

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お酒の特徴や飲み方を丁寧に教えてくださる田中さん。それぞれに合うお料理や他のお酒と比べたときの飲み口など、次々と繰り出されるお酒情報にはついつい聞き入ってしまいます

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もう1つのスペシャルドリンク・トマトジュースで乾杯するお客さま。予定ではお伝えしていませんでしたが、小嶋さんの計らいによりご用意することができました!


美味しい料理とお酒もしかり、ひとつひとつのお客さまのテーブルに足を運び、トマトの話を熱心に話す永尾さんの姿もとても印象的でした。
会場には「食べることが好きなので」と参加してくださり、帰るころには「お話ができて永尾さんのファンになりました!」というお客さまもいらっしゃいました。
食材の生い立ちや作り手の思いも知った上でいただくことで、ただ「食べること」も学びある体験になるのだなあと改めて感じます。

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完食したお皿を手に視線をくださったのは「エビス味噌」の4代目祐基さん。以前「新おみそ体験バー」でもお世話になったほか、エビス味噌の商品デザインを小嶋さんが手掛けられたということで駆けつけてくださいました

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トマトバーを一緒に盛り上げてくださった4人のみなさま。本当にありがとうございました!

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最後はみなさんで記念撮影です。合い言葉は「はい!永尾産ち〜!」


次回の穴バーは5/26(金)に
うきは市の酢造発酵場su(スー)さんと開店します!こちらもぜひお越しください◎

(編集部 天野)

 

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