今回の穴バーでは、川崎町での暮らしや町の魅力を知りたい!ということで、実際に川崎町で暮らしている方々に来ていただけることになりました。 今回は、養蜂家の鍋藤修治(なべとう しゅうじ)さん、Iターン農家の片桐慎(かたぎり しん)さんをご紹介します。
まず、養蜂家の鍋藤修治さん。作業場に伺うと、トンカントンカンと、何やら木工作業をされています。これからやって来る春に備えて、蜂の新しい巣箱づくりだそうです。 採蜜をするのは、レンゲなどの花が咲いている春。冬の間は、ミツバチを越冬させるために寒さから守る準備をしたり、春の採蜜に備えて、巣箱の修理や掃除をしたり、新しい巣箱を組み立てたり、想像以上にやることがたくさんあるのだとか。
修治さんのお父さまが定年後に始められた養蜂業。「レンゲは田んぼの土を豊かにするから、農業の活性化に繋がる。そして、川崎を訪れた人にレンゲの景色も楽しんでもらいたい」と、お義兄さまと3人で、日々励んでいます。
採集した蜂蜜は、花の種類や採集場所別にタンクで保存してあり、必要な分ずつ瓶に詰めています。昨年の春に集めた蜂蜜は、残りはあと僅かだそう。鍋藤さんの蜂蜜は、透明感があって、さわやかな甘さで、ちょっぴりフルーティー。
穴バーでは、ジャム&はちみつバーで、ぜひ味わってみてほしい!
修治さんのおすすめは、はちみつにナッツを漬けたハニーナッツ。ブランデーや洋酒にぴったりなのだとか。穴バー当日は販売もありますので、お土産に、とっておきのおつまみに、いかがですか?
続いてご紹介するのは、Iターン農家の片桐慎さん。2004年に東京から移住された片桐さんは、生まれも育ちも関東。いつかは田舎で暮らしたいという夢をもちつつ、平日は働き休日に市民農園という暮らしを送られいました。子どもができたことをきっかけに田舎で子育てをしたいと思うようになり、たまたま友人から紹介されたのが川崎町の今のお住まいだそう。
一目惚れした川崎町にさっそく移り住み、お米や野菜など、少量多品目の有機農業を行いながら、自給自足の暮らしを送られています。
また、職業訓練校の講師として農業を教えたり、スクーリングでの農業体験を受け入れる等、自分の経験を後輩たちに伝えることもされています。
地元の活動にも積極的に参加されていて、裏山の整備で出てきた間伐材を活用して電力にできないか、といったアイデアも豊富で、話は尽きません。
慎さんの暮らしや活動を通して、川崎町の魅力を知ることができそうです。
そんな慎さん、実は餅つきが大好きで、関東で暮らしている頃から仲間を集めてよく餅つきをされていたそう。どうりでお庭に、たくさんの杵が並んでいたわけだ。
穴バー当日は、慎さんが育てた青大豆や小豆、きねつきの玄米餅、豆餅を、販売用に持ってきてくださるそうですよ。こちらもぜひ味わってみてほしい!
川崎町で暮らす方々のお話は、きっと新鮮で刺激的。ゲストの方のお話を通して、川崎町の魅力を発見できそうです。
2月もみなさんのお越しをお待ちしています!
(編集部 トゴウ)
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○テーマ かわさき町のパク博バー
○日 時 2/19(金)19:00~22:00
○場 所 アナバナ編集部
○参加費 2000円(税込/フード、ドリンク2杯、お土産付)
○ゲスト パン博仕掛人・かわさき町観光協会事務局長の山本剛司さん/養蜂家の鍋藤さん/Iターン農家の片桐さん/穀×極フードコーディネーターの近藤さん
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