穴バー

上下なし、地域なし。角打ち調査中! 福岡市中央区大手門の「信国酒店」さんへ

昨日、角文研の方にオススメいただいた角打ちへ、穴バー市場調査に行ってきました。場所は福岡市中央区大手門の「信国酒店」さんです。

82年続く老舗の酒屋さんですが、角打ちをはじめたのはここ15年くらいだそう。ディスカウントショップの進出やコンビニの波に推されて、お酒の販売だけでは生き残れないから始めたのよ、と店のお母さん。息子さんと二人で切り盛りをしていらっしゃいます。

信国酒店は、大通りから1本入った、昔ながらの酒屋さんという佇まい。

信国酒店は、大通りから1本入った、昔ながらの酒屋さんという佇まい。

既におじちゃんたちが1杯やっております。ドキドキ、入るのは少し勇気がいるなぁ。

既におじちゃんたちが1杯やっております。ドキドキ、入るのは少し勇気がいるなぁ。

お客さんはご近所の方が多いようですが、角打ちにしては珍しくタバコ吸うなら外で!という「禁煙」ルールがあるようで、わざわざ遠方からやって来るコアな常連さんもいました。また、大手門は近隣にオフィスや公的機関も多いことから、スーツ姿の方や仕事帰りの女性も増えてきているそうです。

みなさん冗談を言い合ったりして、とっても仲よさそう。

みなさん冗談を言い合ったりして、とっても仲よさそう。

相撲好きのみなさん、おしゃべりしながらもテレビの相撲中継から目が離せないようす。

相撲好きのみなさん、おしゃべりしながらもテレビの相撲中継から目が離せないようす。

見覚えのあるロゴが。九州みやげ365でも紹介した大和桜も置いてありました。

見覚えのあるロゴが。九州みやげ365でも紹介した大和桜も置いてありました。

信国さんのシステムは、セルフサービス&後払い。それぞれの目の前に置かれたお盆に、飲み終わったビールの缶やつまみの袋や食器などを置いておき、最後に計算をしてもらいます。よくみると、お盆に使われているのは、鏡開きで使用した後の樽の蓋。うまくつないでお盆として再生していました。

なんと、常連さんになるとボトルのキープもできるんですって!

なんと、常連さんになるとボトルのキープもできるんですって!

鏡開きで使った後の樽の蓋をお盆に再利用。お客さんがつくってくれたんだそう。

鏡開きで使った後の樽の蓋をお盆に再利用。お客さんがつくってくれたんだそう。

店の片隅にある金魚鉢もよく見てみると、樽!

店の片隅には、樽を使った金魚鉢が。

店の片隅には、樽を使った金魚鉢が。

最初にお店に入る時はドキドキしましたが、お店の方も常連さんも快く迎え入れてくれて、楽しいひとときを過ごせました。

角打ちバーも、そんな雰囲気をつくりたいと思います。みなさま、お気軽に遊びにいらしてくださいね!

(編集部 トゴウ)

 

○テーマ 北九州角打ち文化研究会がご案内!角打ちバー

○日 時 5/15(金)19:00~22:00

○場 所 アナバナ編集部(福岡市博多区千代1-20-14 ダイスプロジェクト内)

○参加費 500円(税込/ドリンク1杯+プチつまみ付)※2杯目からはキャッシュオン

○ゲスト 北九州角打ち文化研究会事務局 金成子(キム・ソンジャ)さんと角文研のみなさん

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参加希望の方は、申込みフォームよりお申し込みください。

◎申込みフォームはこちら

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□北九州角打ち文化研究会はこちら


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