突然ですが、お灸を据えたことありますか?
最近「お灸女子」という言葉も聞かれるので、
流行の兆しがあるものの実際にどうやっていいか分からないという人も多いのでは?
…ということで、先日チューンでもお知らせしたお灸教室に参加しました!
今回のテーマは、〝冬のトラブル解消灸〟。
忘年会や新年会などで疲れた胃腸をやさしく労るツボや、
冷えを改善して体を温めるツボなどにお灸を据えていきます。
講師は、唐人町にある『やませみ鍼灸院』の鍼灸師・山本遼介先生です。
もぐさはヨモギから作られているというお話からはじまり、
お灸のもととなる東洋医学の考え方、お灸で期待できる効果についてのお話がありました。
【お灸で期待できる効果】
○ 自律神経を整える
○ 免疫力アップ
○ 筋力をゆるめる
○ 香りでリラックス などなど
参加者のなかには、デスクワークで足腰が冷えている方、妊娠中(安定期)で
赤ちゃんに喜んでもらえる体作りをしたい方、
育児で疲れているお母さんなどが参加されていました。
「お灸を実際にお家でやってみたい!」という方がほとんどで、
ツボの取り方やお灸の種類について質問が飛び交っていました。
お話が終わった後は、いよいよ、お灸タイムです。
先生にお灸の据え方を習って火をつけます。
今回は日常に取り入れやすいように、
もぐさに台座がついた『せんねんきゅう』を使用。
火をつけると爽やかでやさしい香りが漂ってきました。
肌に伝わるじんわりとした温もり。
店内には、心が落ち着くインストゥルメンタルの音楽。
ふっと深呼吸すれば、リラックスタイムとはまさにこのことです。
お灸は、火をつけてから3〜5分程度で終わります。
漢字では『経穴(けいけつ)』と書く〝ツボ〟。
その名の通り、実際に手で撫でながら集中して探してみると少しへこみ(穴)があります。
自分のツボが分かった人は「あった〜!」と喜びの声が聞こえてきました。
人差し指と中指で触って探すのがコツなのだとか。
今回はなんとお灸のプレゼント付き。
スタンダードなお灸から女性にも好まれやすいアロマ灸、
煙が出にくいお灸などから好きなものを選んで箱に詰めて持って帰ります。
「気持ちよかったです」、「お家でやってみます!」
といった声が聞こえて、お灸教室も無事終了。
ツボは全身に360〜400個あると言われています。
「お灸の〝灸〟の字は、〝久しい火〟と書きます。
ですから、どうぞ長く続けてください」と先生。
個々の生活習慣や体の状態に合ったツボをお灸でゆるやかに刺激することで、
体がすっきりしたり血の巡りが改善されたり、
続けることで必ず体が変わってくるといいます。
どんなお灸が合っているか、
どれぐらいの強さ(火力)が効くかなど人によって加減が違うため、
まずは自分の好みや体に合う使い方を見つけることから始めみるというのがよさそうです。
ついついバタバタしがちな毎日ですが、体メンテナンスのためにも
お灸タイムを日常に取り入れたいですね。
次回は、1月18日(日)に予定されています。
和気あいあいとした雰囲気の中でリラックスしながらお灸の初級編を学べますよ。
気になる方はぜひ参加されてください。
□冬の珈琲とお灸の会
□日時:2015年1月18日(日)
各日10:00〜(2時間程度)
□内容:冬の体をケアするお灸のレクチャー&心をゆるゆるにする挽きたての珈琲
□定員:各日8名
□料金:1500円
□場所&申込 カフェスペース バルバ(福岡市中央区白金1-11-25)
電話/070−5498−7962
メール/barva@v-dank.com
□お願い:実際にお灸を据えます。肘と膝が出しやすい恰好でおいでください。
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(ミキナオコ)