アトリエ訪問!imanuaの作家さんをご紹介。

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アトリエ訪問!imanuaの作家さんをご紹介。

作家さんが塗り替えるimanuaの色

現在入居する第1期の作家さんは、シェアアトリエに2名、プライベートアトリエに1名の合計3名。作家さんたちの入居が始まっているimanuaアトリエ。これから作家さんの色が出て、どんどん変化して行くのも楽しみなところです。
今回はimanuaで活動するにあたって、期待していることについてインタビューしました。今泉の街にどんな化学反応が起きるか、期待が高まります。

第1期入居作家さんのご紹介

LOVE drop.ディレクター
アトリエAshibura Kun.菅野彩さん
個人サイト http://lovedrop.jp
minnne http://minne.com/lovedrop

日常生活をしている中で思いついたコトバをイラストに落とし込み、さらにそのモチーフ取り入れた洋服や雑貨の制作をしている菅野さん。オリジナルキャラクター「Ashibbura Kun.」グッズをメインに、ひねりの利いたキュートなイラストを消しゴムハンコで転写。オーガニックコットンを使った布製品、イチから手作りのレターセットなどが特に人気です。

「今までは自宅で作業をしていたので、制作の場を設ければ集中力が高められるはず。imanuaは、場所の良さと宣伝力に期待しています。今までもカフェやイベントで作品の販売はしていたけど、様々なWeb媒体と連動してるので、発信力はかなり大きそう。年2回予定しているマーケット等、自分たちで動けるイベントが多いのもいいですね。ジャンルやテイストの垣根を越えた作家さんが集まる情報交換の場としても魅力的です」

 

Zi&iAデザイナー
芳井ひろしさん
個人サイト http://www.zi-ia.com/
minnne https://minne.com/ziia

独自に開発をした「ホルダーチャップス」というバイクを乗る人に向けたアイテムで、アメリカと日本それぞれで特許を取得。1995年よりバイカーズブランド「Zi&iA」をスタート。試作品を作った際の余りレザーでミニチュアのバッグを作り、minneにて販売を開始し、大人気に。シェアアトリエでは、小さなスペースで作業可能なミニチュアの革製品の制作をメインに考えているんだとか。

「僕は作っている作品がとても小さいものなので、場所はそんなにいらないんですが、完成度を重視して、例えば手帳は1ページ1ページ中身も作っているので、集中できるアトリエは必要だったんです。だから、スペース借りできるシェアアトリエはちょうどよかったんですよね。しかもいろんなジャンルのクリエイターが集う場所とあれば、何かしら刺激ももらえるし、繋がりが広がるし、最高の場所です。そこから発展してimanuaメンバーで合同展示会をやるというのもいいですよね。」

 

201号室
tayutau/GOSAI/VISULANGデザイナー
三宅茂雄さん
個人サイト tayutau.gdworks.jp/designer.html

大村美容ファッション専門学校在学時にレディースブランド「tayutau」をスタートし、同時にバンドTシャツ製作サイト「GOSAI」、

グラフィックTシャツブランド「VISULANG」のデザイナーとしても活動中の三宅さん。物語性のある服作りをしている「tayutau」はアート好きな女性からの支持を集めています。北九州を拠点にしていましたが、福岡へ引っ越すべく、アトリエを探していたところimanuaを知り、入居に至ったそう。

福岡アジアコレクション(FACo)にコレクションを出品した時の様子

「アトリエではシリーズ別にコンセプトを立てて服作りをしている『tayutau』の制作に本腰を入れたいと思ってます。またTシャツの受注の際、今まではメールでのやり取りでしたが、今泉にアトリエを持つことで、お客さんと実際に会って打ち合せができるのが嬉しいですね。制作の道具が大きいため、プライベートアトリエへの入居ですが、せっかくこういう環境なので、積極的に他の作家さんと交流していきたいです。」

imanuaのビルにはステキなお店も

imanuaのあるセルクル今泉には、ヘアサロンやセレクトショップ、喫茶店などステキなお店もあるんです。今泉の街を活気溢れるクリエイターの街にしたいという思いを持ったオーナーさんがいる2店にお話を伺いました。

【サロン】

Carlm(カールム)

2014年7月にオープンした「Carlm」。グレーを基調としたスタイリッシュな店内ですが、部分的に使われた木材やベランダの観葉植物がナチュラルさも醸し出していて、居心地のよい空間となっています。

「日常の疲れを忘れて、キレイになる時間を楽しんでもらう」ことがコンセプト。シャンプーブースは仕切られていたり、路面店ではないという点から窓ガラス越しの視線が気になる…ということもなく、のびのびできる気配りがされています。
おすすめメニューはアロマカラー。リラックス効果もあるアロマ配合カラーは色持ちがよく、パールドロップ成分が入っているので髪にも心にも優しいメニュー。
また、カラーした髪をキレイに保てる「プラーシア シャンプー&トリートメント」も人気。保湿効果が高く、リピート買いする人も多いんだとか。

オーナーの白垣さんは、福岡生まれの生粋の福岡ッ子。そのため、自ずと独立してお店を出すなら天神エリアに、と考えていました。
「ここ何年かでお店が入れ代わったり再開発の影響で、昔は猥雑な印象だった今泉の街のイメージが変わりつつあると感じました。天神から近い割にバタバタしている感じがなく、余裕のある雰囲気。クリエイターが集まるにはちょうどいい場所ですよね。imanuaのみならず、今泉の街をクリエイターのみなさんと一緒に盛り上げて行きたいです」

 

【ショップ】

C-GranNt(シーグラント)

お店の扉を開けると、ところ狭しと並ぶ魅惑的な洋服や雑貨たち。「C-GranNt」では、ひとつひとつ、素材や、そのバックボーンにオーナーが魅力を感じたものだけをセレクトしています。

セレクトする際、メンズ・レディースともに共通して大切にしていることは、ベーシックなものであるということ。トレンドも意識するものの、長く愛せることを重視しているため、デザインはもとより質のいい素材を使っているものを入荷しているんだとか。
扱う商品の内訳は、8:2で国内ブランドが多いそう。
ハンドメイド作品にも関心があり、実際におすすめしている商品の中には、ヨーロッパと京都の糸を使って作るアクセサリーブランド「TOiRO(トイロ)」のものも。友人がデザインしているもので、同じ今泉を活動拠点にしているんだとか。

経営している高尾さんご夫婦は、もともと広島でアパレル関係の仕事をされていましたが、ご主人の出身地である福岡に2014年にお店をオープン。
「他県から来たので、街への先入観は特になく物件探しをしていました。そんな中、今泉のこの街はセレクトショップも多く、洋服好きな人が散策しながら買い物を楽しんでる印象を受け、この場所を選びました。作家さんをはじめ、自分なりの信念を持って活動をする人が集まるこの街。そういった想いを共有していきたいです」

imanua shop info

205号室
Carlm
営業時間:12時〜20時
定休日:水曜日
電話:092-735-9094
http://www.carlm.jp/

305号室
C-GranNt
営業時間:12時〜21時(平日)11時〜20時(土・日・祝)
定休日:月曜日
電話:092-406-2862
http://www.c-grant.net/

あとがき

ジャンルを超えてさまざまなクリエイターが集う場所として動き始めたimanua。今泉という場所の利を生かし、彼らの作品がどのように発展していくのか、そして今泉の街そのものにどんな影響を及ぼすか、これから目が離せません。次回はそんな今泉の街全体と、以前よりこの街で活動しているクリエイターの人たちにスポットを当ててご紹介します。リアルにそこで活動している人たちの声を聞くことで見えてくる、今泉の現在の姿とは!?


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