酒屋の店先で酒を飲む「角打ち」文化。かつては労働者が仕事終わりの1杯に立ち寄る酒場として、その疲れを癒す場所でもありました。現在、角打ち屋は影を潜めつつありますが、今また、その大衆文化の魅力が見直され始めています。
酒好きなアナバナ編集部は、そんな角打ちの魅力を掘り起こしたいと、北九州で「角打ち文化研究会(通称:角文研)」の事務局を務める金成子さんをお招きすることになりました。
編集部のご近所にも角打ちのできる酒屋がありますが、常連らしきおじちゃんたちがカウンターに並んで立ち飲みをしている様子をちらっと覗くだけで、なかなか立ち入れない雰囲気を醸し出しています。
先日、金さんとお会いするために北九州へ行ってきました。もちろん打合場所は角打ちです。私トゴウは角打ち初体験です。
カウンター越しに酒やつまみが並べられていて、店主は静かに酒を注いでくれます。好きなつまみを言えば袋から出してくれたり、時には缶詰を温めて出してくれたり。隣の初対面のお客さんがさんまの蒲焼きをお裾分けしてくれたので、お返しにベビーハムをお裾分けしました。隣り合って肩を並べれば、もうそこには社会的地位も性別も関係なし、遠慮もなし。角打ちの魅力にテンションも上がりっぱなしでした。
今回の角打ちバーでは、できる限り角打ちの魅力を再現すべく、日本酒はもちろん、ビール、焼酎、ソフトドリンク各種をご用意し、缶詰・乾きもの各種、小鉢料理など、角打ちらしいおつまみを、角打ちらしくご用意しますよ。
5月もみなさまのお越しをお待ちしています!
(編集部 トゴウ)
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○テーマ 北九州角打ち文化研究会がご案内!角打ちバー
○日 時 5/15(金)19:00~22:00
○場 所 アナバナ編集部(福岡市博多区千代1-20-14 ダイスプロジェクト内)
○参加費 500円(税込/ドリンク1杯+プチつまみ付)※2杯目からはキャッシュオン
○ゲスト 北九州角打ち文化研究会事務局 金成子(キム・ソンジャ)さんと角文研のみなさん
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