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レポート後編では、安藤家の食卓を彩る女将さんのお料理と、穴バーでお出しした女将さんのアイディア満載のおみそ料理を紹介します。
大公開、安藤家の食卓!
いつもはつらつと元気で、美しい女将さん。その秘訣はきっとみそ屋ならではの食生活にあるに違いない!とお願いして、安藤家の食卓を撮影していただきました。
後編では女将さんが考案し腕をふるう斬新なアイディア満載のお料理をご紹介します。
みそ屋としていつも慌ただしい毎日を送る安藤家のみなさん。しかし、夕食だけはどんなにヘトヘトに疲れていてもゆっくり時間をとり、団らんを楽しむといいます。豊かな安藤家の食卓に、お客さんからはつい「はぁ〜美味しそう〜」とため息がもれます。
「私たち家族は皆お酒が大好きなんです。夕食を楽しむためにも3代目社長と話し合って、いつもお酒に合うおかずを作って食卓に並べるようにしています」と女将さん。エビスみそが提案する「かけみそ」や「ディップみそ」の商品は、忙しい中でも心豊かに生活をする事を心掛ける安藤家の食卓から生まれたように感じます。
穴バーでみなさんに食べていただきました!
misoya no kitchenシリーズをアイディア満載につかったお料理を穴バーでお客様にたべていただきました。
まずはサラダから。スタンダードな「冷しゃぶサラダ」に「かけみそ」の「アオウメ」と「スタミナガーリック」をお好みで。暑い日野食欲をそそります。
続いては、「鶏肉のみそ漬」 量り売りで購入できる「玄米みそ」をベースに、ニンニク、ショウガ、トウガラシで味付け。ごはんやお酒がすすむ一品ですね!
皆さん感動の「冷製ビシソワーズ」
炒めたたまねぎと、ひたひたの水で炊き上げたじゃがいも、水は使わず牛乳と、味付けは白みそのみという、何とも贅沢なスープです。
「カレーチーズときのこのオムレツ」は「ディップみそ」のカレーチーズ味を卵に溶いて焼き上げた一品。炒めた舞茸とベーコンが入って、ワインによく合う!
本場のイタリアンのような「トマトとみそのペンネ」は、なんとディップみその「コクトマト」だけで味付け。トマトや、お豆などの夏野菜と合わせていただきます。
そして、「みそパフェ」と「みそラテ」は編集部が考えました。
みそをデザートにするとは相性が心配ですが、これが驚き!
みそを使ったデザートがここまで美味しくなるとは!女将さんのお墨付きをいただきました。
あっさりみそで味付けしたゼリーとアイスは甘すぎず男性陣にも大好評!おじ樣方がそろってパフェを食べているシーンはなかなか珍しいものです。
みそパフェのあまりの完成度の高さに「今度オープンするみそカフェの商品にしたい!」とおっしゃってくださった女将さん。福岡県飯塚市にあるみそ蔵の横のご自宅を改装して、「みそカフェ」をオープンさせる計画中との事。みそカフェでは、好みのみそを選んでサクッと味噌汁がのめる、コーヒースタンドならぬ「みそスタンド」や、女将さんの「みそづくりワークショップ」が行える場所になるそうです。
商品を売るだけでなく、カフェやワークショップを通じて、みその魅力を若い人にしっかりと伝えていくことが、みその文化を後世にも受け継いでいく為に必要なことだと感じます。「みそは日本のソウルフード、みそを作るだけでなく、みそカフェを発信基地として、みその素晴らしさを世界にも向けて発信していきたい」と熱く語ってくださいました。
女将さんのワークショップはいつも参加者が多いとの事なので楽しみですね!今回のおみそバーのお料理にもみそカフェで出会えるかもしれません。(一足先に試食できたみなさんはラッキーでしたね!)
「みその文化を伝えていきたい!」という強い決意を表しながらも、優しい雰囲気で、仲の良い安藤家のみなさんに出会って、自然とおみそに興味を持つようになりました。
それは、「みそが美味しいから」という理由だけでなく、日本の伝統食品を守る職業を通じて生活が豊かになるヒントがここにあると思ったからです。失敗や、苦悩した日々を乗り越え、チャンスをつかんだ安藤家のみなさんが、仕事や生活のスタイルを見出し、それを発信し続けているからでしょう。
次の100年につながるみその伝道師として安藤家の皆さんの更なる活躍に注目です。
(編集部/ワタナベ)
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