レポート

うきは市のカラコルムさんへ

先日立ち寄ったうきは市の210号線沿いにあるカラコルムさんで、「インドとパキスタンの布」というとてもすてきな企画展が催されていました。

カラコルムさんはうきは市で開業して23年の、ベテラン絨毯屋さんです。取り扱っているのはイランの遊牧民が手結びで織るガベや、トルコのキリム。 
お店に入った瞬間から羊毛の優しい香りに包まれて、相当な癒し空間です。

こんな風にラグを展示されていたら、早速ここでゴロゴロしたい欲求に駆られます…。

カラコルムの専門は絨毯ですが、展示会などで知り合った同業の方とコラボレートして、今回のような企画展を開くこともあるそうです。
「絨毯に関しては自信を持っているけど、地域や製品が違えば、そのプロに任せた方がいい物を仕入れられますよね」とオーナーの田中さんはおっしゃっていました、ごもっとも。

パキスタンのラリーキルト。遊牧民の女性達が、日常で使う為に布に針を何千、何万回と通して作ります。遠い国でも女の手仕事とは忍耐の上に成り立っています。

大判の物はベッドやソファーに掛けたり、床や畳に広げても。 少し厚手なので用途多様です。

パキスタンの刺し子さんにも個性があって、糸の縫い幅や生地の寄せ方など、一枚一枚に異なる味わいが。糸の色も多色使いでポップ!

今回の企画展は終了していますが、カラコルムさんには羊さんの絨毯たちがスタンバイしていますよ。会いに行ってみてはいかがでしょうか。
うきはでとても興味深い中東の文化に触れることができます。
今後の企画展にもご注目。

店内の隠れ家的古民家の味わいにも萌えます。

※営業日はサイトでご確認下さい。


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