レポート

門司港リアルレトロ

先週の打ち合わせで北九州の門司港へ行って参りました。

私の地元に近いため、小さな頃はよく立ち寄ることがあった思い出の場所でもあります。今は駅前周辺は門司港レトロ地区として再開発され、お洒落なカフェや雑貨屋さんも出来ているようですが、ちょっと足を伸ばすと港町情緒あふれる昔からの町並みは変わらないままでした。

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かなり年季の入ったソフトクリームの看板 。本物も看板のようにもりっとしたソフトクリームでした。看板下の控えめな笹飾りが、そういえばもうすぐ七夕だったということを思い出させてくれました。

今となっては文化遺産レベル(?)のワンカップ酒の自販機もありました〜!どうやらまだ現役のようです。気球に乗っている4人、おそらく昔の芸人さんでは?という話になるも、最後まで名前出てこず…。こういう写実的なんだか似てないんだかよくわからないタッチの似顔絵も、最近見なくなってきましたね。飛んでいる鳥も、かなり好意的に見てもやっぱりヒヨコです。

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 打ち合わせをさせていただいた喫茶店「放浪記」は門司港では知る人ぞ知る名店。

なんでも戦後すぐに建てられた建物らしく角の多い変わった形の建物なのですが、天井も石敷の床も当時のままだそう。とても味のある木造建築ですが、現在の技術では建てるのが難しいとのこと。

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アンティークのランプや食器などを見ながら店主の方と話も弾み、時間を忘れて長居してしまう喫茶店でした。なんと懐かしの喫茶店メニュー、ミルクセーキやミックスジュースもありますよ〜!

小さな頃は小倉や福岡の方が賑やかで楽しいところだなと思っていましたが、大人になって来てみると時間の流れもゆっくり、小さな個人商店が並ぶ暮らしやすそうないい街ではありませんか。

時代の変遷とともに変わっていくものや新しい楽しみもありますが、門司港のこの景色だけはいつまでも変わらずにあってほしいものです。

(コウモト)


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