九州みやげ365 SOUVENIR
九州みやげ365 編集部が出会った九州のおみやげをご紹介

城下町に思いを馳せて

大分県 臼杵市臼杵煎餅

国宝に指定されている臼杵石仏がデザインされた臼杵せんべい。モノクロで印刷された大仏様の姿が、臼杵の城下町のイメージと重なります。臼杵せんべいの歴史はもう400年にもなるそうです。参勤交代のため江戸に上る際の食料の一つとして焼かれていたとのこと。現在は特産の生姜を使ったお土産として定番のおみやげです。おせんべいは小麦粉と砂糖、卵で焼かれたシンプルなお菓子。臼杵らしさが出ているのは、せんべいにさっと塗られている臼杵産の生姜で砂糖を煮た糖蜜の、パリパリとした食感とピリリと効いた生姜の風味です。なかなか大人の味ですよ。黒糖蜜を塗ったものもありますから、白と黒、両方の臼杵せんべいを味わってみて下さい。

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