黒のダイヤ、白のダイヤ

福岡県 飯塚市羊羹黒ダイヤ/白ダイヤ

ガツンとくるインパクトです。“黒ダイヤ”と呼ばれた石炭の採掘が盛んだった福岡は筑豊田川で生まれたこちらの羊羹、現在は同じく筑豊地域の飯塚の老舗で造られています。無骨な形ながら、表面のフィルムによるギラリとした光り、力強いオーラを放っていますね。木型に流して、こんな形に固めるんだそうです。黒糖が使われているからでしょうか、羊羹と言えど、一層奥深い色に感じられます。隣に並んだ白ダイヤは、同じく田川の香春岳で採れる石灰石を模しています。黒いダイヤに白いダイヤ、見た目のインパクト通りの、芳醇で力強く食べ応え十分です。一度食べたら忘れられない羊羹、あなたも田川の歴史に刻まれたダイヤに心奪われるでしょう。