ぶどうの王様 巨峰から生まれた涼菓
福岡県 久留米市巨峰ふ〜ちん
巨峰開植の地、田主丸。この町で100年以上続く老舗の菓子店「丸屋」さんが旬の巨峰をそのまましぼった果汁を使って作るのが「巨峰ふ〜ちん」です。
「ふ〜ちん」とは、掛け軸の重しに使われる風鎮のこと。その名のとおり、丸い見た目がかわいく、ぷるぷるつるりと口のなかに滑りこみます。皮ごとしぼった巨峰の新鮮な果汁を朝倉産の本葛で固め、巨峰の実をまるごと包んだ涼菓はすっきりと甘い巨峰の香りと、口いっぱいに広がります。その食感は、ゼリーでもなく葛饅頭でもない、洋菓子でもなく和菓子でもない、まさに丸屋オリジナル。凍らせてシャーベットのように食べるもよし、解凍してお茶のお供にするもよし。秋の入り口にぴったりのふくよかなお菓子です。
