小石原でのひょんな出会いから、連れて行っていただいたのが、東峰村宝珠山の手仕事舎さんだった。
手仕事舎さんのことは、以前どなたかにお聞きしたことがあり、一度足を運んでみたいと思っていたのだけど、いろいろなことにかまけて、足を運べていなかった。ようやくお邪魔することができた、と思ったら、この3月でお店を畳んでしまうとのこと。中学校の旧校舎を再利用された室内には、夥しい蔵書とSPレコードの数々。もっと近くなら、毎週のように通っただろうに...本当に残念だ。
この場所を今後どういう風に利用していくのかは、まだ未定なのだそう。私に豊かな財力があればぜひとも借りきって、本とおいしい空気に埋もれながら悠々と仕事をするなぁと妄想も広がるが、そういうわけにもいかないのが現実。どうにかこの素晴らしい空間がつながっていくと良いのだけど。
喫茶室で珈琲をいただいた。
お水もやわらかくおいしい。
焼きたてでほんの少しあたたかさが残るゆずケーキには、そっとユキノシタの葉がそえてあった。
こういうあしらいにおもてなしの心を教えていただく。
3/31(日)、”総括”と題したSPレコード研究会最後の会が開かれるそうです。
■3/31(日)
■13:00会場/13:30開演
■会費:電話予約 1000円 / 当日1300円 <資料と飲みもの付き>
(TEL:0946.72.2539)
(曽我)