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洗剤が合わなくて、手がカサカサ…そんな経験はありませんか?冬の時季は特に、少しでも手肌にやさしい洗剤を選びたいものです。今回、料理家の井口さんが、身近な素材を使ったおそうじのアイディアを教えてくれることになりました。台所にある材料を使って、ハンドクリームもつくってしまいますよ。年末の大掃除にも活躍してくれそうな“暮らす知恵”を学んで、がんばるお肌をいたわってあげましょう。
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- ●参加費/1,500円
- ●定 員/20名
- ●場 所/10F会議室(予定)
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持て余したタオルを持ち寄って、ぞうきんをつくりましょう。ついでにお好きな刺繍もほどこしてみましょう。日々手に取るぞうきんに可愛い刺繍を加えてあげたら、おそうじの時間が楽しみになりそうです。ほんの少しコツを覚えたら、あとは自宅でも簡単につくることができます。日々のすき間時間を上手に使いながら、ぞうきんづくりと刺繍をする。なんだか暮らしが豊かになりそうでしょう?
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- ●参加費/1,000円
- ●定 員/20名
- ●場 所/JR博多駅3F 改札内カフェ「ネスカフェ」
※10:45に3Fインフォメーション前にご集合ください。
●余っているタオルを2枚ご持参ください。(使い古しでもかまいません)
やさしくて奥深いお料理。和泉さんのお料理には、どこまでもやさしい味つけに加え、素材そのもののおいしさをあらためて教えてくれる、新鮮な発見がつまっています。
料理家井口和泉さんは、もともと旅が好きだったこともあり、東京やフランスで料理と菓子を学ぶ一方、旅先で出会う各地の料理を現地の人から直に教わりながら料理の知識を増やしていったのだそう。その土地ならではの材料やレシピに出会うたびに考えさせられる料理のこと、そして“食べる”ということ。そんな中でたどり着いた想いは、「その土地の料理は、その土地の素材を使うほうが理にかなっているのではないか?」ということ。
好みや見た目だけではまとめられない、素材の大事さを身を以て感じた和泉さん。そうして、考えるうちに、気がつけば自宅の庭に小さな畑を作っていろいろなものを育てるようになったのだそうです。
庭で収穫したばかりの唐辛子
大きなレモンの実も
料理のために素材を選ぶことだけではなく、「いかに素材を無駄にしないか」ということも大事にしたいと、今年和泉さんが取得したのはなんと狩猟免許。食卓にのぼるお肉を自分で捕まえ、捌き、料理するという、その華奢な見た目からは想像がつかないほどたくましい料理家さんなのです。その行為は、なんとも原始的であり、まさに人間らしい暮らしと言えるのかもしれません。もちろん、狩猟だけではなく、普段の暮らしの中でも、素材を無駄にしない生活を実践されていますよ。
生ハムに加工した猪肉を見せてくれました
ゆず胡椒づくりで余った種は化粧水に
和泉さんのお仕事は、ご自宅での料理教室に加え、レシピ考案や監修、商品開発まで料理にまつわるさまざまなシーンに広がっています。「料理も掃除も日々の積み重ね、毎日しないといけないことだから、楽しくないと続かない」と和泉さん。日々続く営みだからこそ無頓着にならないで、そこになにか一つ、工夫をプラスして、大変なことも楽しみに変えてしまおうという発想。シンプルだけど、足早に過ぎる日常の中では、なかなか気づくことのできない目線です。和泉さんのお料理の奥深さは、そうした日々の中から生み出されたものなのだなぁと、あらためて感じるのでした。
■和泉さんのブログ http://izumingocurry.blog68.fc2.com/
多くの人で賑わう西新商店街から一本入った、細い路地にあるハンドメイド雑貨店『sally』。ハンドメイド作家の作品を扱う一方、子どもから大人まで幅広い生徒さんが足を運ぶ手芸教室もひらいています。お店を営むのは中村理沙さん。趣味の手芸を活かしたお店をやりたいと、約6年の準備期間を経てお店をオープンさせたのだそう。自らがセレクトした作家さんのアイテムがところ狭しと並び、様々な素材やカラーの毛糸などの手芸材料が壁一面に飾られています。
手づくりの雑貨にワクワクする店内
常時20名を超える作家さんのアイテムをそろえています
sallyの魅力を象るのは、「手芸の楽しさをもっとたくさんの人に知ってほしい」という熱心な想い。不定期に開催している手芸教室は生徒さんのレベルや要望に合わせたレッスンを組み立てています。マンツーマンで丁寧に教えてくれるから、初心者でも安心して手芸を楽しむことができそうです。
この日、来られていた男性の生徒さんは、義母へのプレゼントに、と日傘を作っていらっしゃいました。男性が気兼ねなく通えるというのは、マンツーマンでレッスンが受けられる気軽さと、理沙さんの親しみやすい人柄があってこそかもしれません。
真剣な様子の生徒さん。日傘は頑張れば4時間ほどで出来上がるそう!
今、理沙さんが力を入れているのが『手芸実験室frasco』という活動。「手芸って一番身近なアート活動かも」という発想から、“手芸×さまざまなテーマ”の掛け合わせて企画しているのだとか。手芸を通じて人やモノがつながる面白い展開になればと、ワークショップ形式で、いろいろな人が集まる場を作っているのだそう。 手芸実験室の活動の一つ、『トラウマ手芸部』は、自分の内面にある葛藤や苦い思い出を手芸で表現して発表するという、ちょっと風変わりなもの。そうかと思えば、“手芸×福祉”という切り口で展開する活動も。福祉施設と共同で企画する、小物づくりのワークショップを通じて、障がい者支援につなげるという試みです。
トラウマ手芸部での作品。一体、何があったんでしょうか…
雑貨店”という枠を飛び超えて、さまざまに人とつながりながら手芸の楽しさを広めていらっしゃる理沙さん。今後の予定は?と聞けば、「また新たな次の企画を目論見中ですよ」と、はにかみながらも力強く話してくれました。さて、次はどんな手芸の楽しさを教えてくれるのでしょう。理沙さんの世界観を通して学ぶ手芸の時間は、これまでとはひと味もふた味も違う魅力をのぞくことができそうです。
■「手芸実験frasco」ブログ http://libidosyugeibu.blog.fc2.com/