レポート

8/8(土)今泉にオープン!新しいかたちの観光案内所「SUiTO FUKUOKA」

福岡市の繁華街からほど近い今泉に、インバウンド拠点が新しくオープンするということで、オープン前にちらっとお邪魔してきました。

路地を抜けて少し行くと目につく黒い木張りの玄関。一見すると、洒落たバーか和食レストランかしらと思いきや、なんと「観光案内所」。その名も「SUiTO FUKUOKA」です。

一般的な「観光案内所」の機能は持ちつつも、地元の人しか知らないようなアナバや、本当は教えたくないくらいの隠れ家を教えてくれる(かもしれない)という、まるで「現地の友人にガイドを頼んだらこんな感じ」というのが、この「SUiTO FUKUOKA」の魅力のようです。

01_suito

一軒家ビルをリノベーションして生まれ変わった「SUiTO FUKUOKA」。今泉の町に、すでに溶け込んでおります。

02_suito

シックな佇まいの玄関。ガラス戸を開けて左側に観光案内所。現在、オープンに向けてラストスパート中です。

03_suito

1階奥には、隠れ家のようなカウンターバー。この日はプレオープンイベント用の準備で大忙しでした。オープン後は、地元の食材や地酒を中心に嗜むことができるそう。※当面は予約中心、夜のみのオープン予定。

ちなみにこの「SUiTO FUKUOKA」、単に、観光客の人たちに向けた情報発信の場というわけではありません。

そのもうひとつの大きな役割は、「国際交流を体験できる場」であること。

例えば、禅やヨガなどの”和”文化体験ワークショップ、英語での料理教室、ユニークな講師陣をお招きしてのトークショウなど、インターナショナル目線なイベントが定期的に開催される予定なのだとか。

これらはもちろん、海外からのお客さんだけではなく、地元の人たちも参加OK! また2階にあるセミナールームは、地域に開かれたスペースとしてレンタル可能。さながら次世代型の公民館です。

04_suito

黒い玄関とは対象的に明るい雰囲気の板壁は、2階へと続く階段への通路。セミナールームへはこちらからどうぞ。

05_suito

2階のセミナールームは、パーティー会場のほか、プレゼンや会議などオフィス使用にもぴったり。

06_suito

こちらも2階の和室。茶道や禅など、和文化体験のワークショップ向けのようです。

そしてもうひとつの特徴は、福岡ゆかりのモノにまつわるプロモーションの拠点だということ。例えば、バーで味わうことのできる地酒や、共に出される器は、目利きスタッフが発掘してきたモノばかり。「SUiTO FUKUOKA」でしか味わうことのできないお酒や、手に入れることのできない雑貨などが、今後も要注目です。

女将の七條ふみさんは「福岡に来たらここに来なくてどうするの?と言われるような場所に育てたい。そして地元の人にも愛される拠点にしていきたいです」と、目を輝かせます。

この新しい拠点が、「福岡」という地域をさらに発掘し、育て、発信していくことになりそうです。ゆくゆくは、地域をまるごとプロモーションしていく場として展開していくことを考えると、今からワクワクしますね。

「SUiTO FUKUOKA」はまだまだ生まれたばかり。ここを通して、外からやってきた人たちからはもちろん、ローカルの人たちからも、「好いとう、福岡!」という声が聞こえてきそうです。

(堀尾真理)

07_suito

バックパッカー経験豊富な女将の七條さん(右)と、仏英日マルチリンガルの看板娘、バネッサさん。すでに国際色豊かな面々が揃っております。

ーーーーーーーーーー

SUiTO FUKUOKA(2015年8月8日オープン予定)

福岡市中央区今泉1-2-29

TEL: 092-724-1055

Facebook: https://www.facebook.com/suitofukuoka


POPULARITY 人気の記事

PAGE TOP